10/09/11 02:18:42.94 3hTtDSa40 BE:1893058278-PLT(12032) ポイント特典
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中国のニュースサイト環球網が、「中国は、軍艦を派遣して釣魚島(尖閣諸島の中国側呼称)
周囲を巡視させるべきか」とのアンケートを実施したところ、「巡視させるべき」との意見が、回答
全体の98.2%に達した。「させるべきでない」は1.8%。
海上保安庁の巡視艇は7日、尖閣諸島近くの日本領海で操業していた中国漁船を拿捕し、
船長を逮捕した。同漁船は、巡視船の命令に従わず、逃走しようとした際などに、自船を故意に
巡視船2隻に衝突させたとされる。
中国では政府が1970年代から、「釣魚島は古来から中国の領土。日本に主権はない」との
主張を続けており、国民もほとんどが「日本の“侵略行為”が続いている」との見方をしている。
そのため、同問題が表面化すると、自国政府を「弱腰だ」などと批判する声が集中し、共産党・
政府も無視することが難しくなる。
中国は外交部(外務省)の副部長(副大臣)が8日未明、日本の丹羽宇一郎特命全権大使を
呼び、「日本に公務執行の権利はない」などと抗議。10日午前には楊潔チ外交部長(外相)が
改めて丹羽大使を呼び、ただちに船と船長ら乗組員を返すよう、抗議した。
中国外交部は、ホームページの目立つ位置に、日本に対する抗議を掲載し、「厳正な態度で
折衝」などと紹介した。国民の不満を少しでも解消する意図があると考えられる。
中国のニュースサイト「環球網」には、それでも自国政府を非難するコメントが殺到。この種の
問題が発生すると、日本政府は「遺憾だ」と言うだけ、中国政府は「厳正な態度で折衝」と言う
だけとの書き込みもある。
ただし、今のところ中国大陸で大規模な抗議デモは発生していない。日本との関係がこじれる
ことを嫌う当局が抑えている可能性がある。(編集担当:如月隼人)
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