10/09/02 22:11:46.97 pHNf0Jsx0 BE:75374922-PLT(12072) ポイント特典 株優プチ(news)
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きっかけは、愛知県在住の男性(39)が岡崎市立中央図書館の新着図書データベースに
大量アクセスをして利用者に閲覧できなくしたとして、岡崎署に偽計業務妨害の疑いで
2010年5月25日に逮捕されたことだ。
報道によると、男性は3~4月、自作プログラムを使って、新着図書のリストに自動的にアクセスして、
それをコピペすることを14日間3万3000回繰り返していた。これがサイバー攻撃とみなされたわけで、
名古屋地検岡崎支部が6月、男性を起訴猶予処分にしていた。
ところが、男性がアクセスしたのは、1秒間に1回程度だったため、ソフトに詳しいネットユーザーらを
中心に、男性逮捕への疑問が相次いだ。朝日新聞も、8月21日付サイト記事で、図書館ソフトを
複数の専門家に解析してもらい、そもそもソフトに不具合があったのが原因と断じた。
ソフトは、データを呼び出すたびに電算処理が継続中となり、電話の受話器を上げたままのような
状態になっていたという。このため、アクセスによって、サイバー攻撃を受けたように見えたというのだ。
専門家が見たところ、男性のプログラムは、同時に数万回のアクセスを行う攻撃仕様になっておらず、
違法性がなかったともいう。
これに対し、中央図書館はホームページ上で9月1日、公式見解を初めて明らかにした。
それによると、男性のケースは、本の検索や予約といった一般利用ではなく、
図書館側も対応に苦慮していた。ソフトを05年に導入したときは、大量アクセスは想定しておらず、
10年7月に事件を受けて初めて改善した。そして、図書館では、利用者自らが他の利用者に
迷惑をかけないよう配慮すべきだとしている。
続く