10/08/21 16:07:27.27 FkNxbqavP BE:1096707694-PLT(12072) ポイント特典
sssp://img.2ch.net/ico/asuka_face.gif
優性遺伝子が劣勢側を抑制 奈良先端科技大など解明
両親からそれぞれに遺伝子を受けついでいるのに、なぜ片方の親の性質だけが子どもに現れるのか―。メンデルが
唱えた「優性の法則」が起きるとき、これまで知られていたのとは別の新たな仕組みがあることを、奈良先端科学技術
大学院大の高山誠司教授らが明らかにした。
これまでは、片方の遺伝子(劣性)に構造的な変化や欠損があって機能しないため、もう一方の遺伝子(優性)だけが
働く例が知られていた。
ただし未解明な部分が多く残されていた。
グループの国立遺伝学研究所の樽谷芳明(たるたに・よしあき)助教らは、野生のニホンナタネで、劣性遺伝子の働き
に違いがないのに、優性側が、劣性側の働きを抑える場合があることを突き止めた。
花粉づくりに関連するSP11という遺伝子について、優性タイプと劣性タイプを詳しく調べた。優性側に、ごく小
さなRNA分子をつくる遺伝子領域があることを発見。このRNAが、劣性側に「メチル化」という化学変化を起こし、
働きを抑えていた。
成果は、19日付英科学誌ネイチャーに掲載された。
URLリンク(www.asahi.com)
URLリンク(www2.asahi.com)