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諏訪東京理科大など、高速無線で安否確認 住民向けに実験
諏訪東京理科大学や安曇野市、あづみ野テレビ（安曇野市）などは、高速無線「ＷｉＭＡＸ（ワイマックス）」を使った地域サービスの研究成果を発表した。遠隔地の安否確認システムなど
実証実験の現状を紹介。従来の無線より高速通信が可能なＷｉＭＡＸを活用し、住民向けの新サービス提供の実現性を探る。
ＷｉＭＡＸを使った地域サービスの研究開発事業は、総務省の支援を受け今年度で２年目。２カ所目となる基地局を市内に設置し、サーバーがあるあづみ野テレビまで無線で接続した。
一般家庭向けにＷｉＭＡＸでやりとりする防災無線システムを開発、災害発生時に設置者の安否を確認できるようにした。現状ではＷｉＭＡＸの利用地域が市内の４割程度にとどまるため、来年度以降も事業を続け、基地局を３カ所程度追加したいとしている。