10/12/31 19:43:22 kFcKjeqt0
4.由貴と親の関係
由貴の親は、由貴の悪い素行について、知ってはいるが、解決する術を
見出せていない。
つまり、親でも手に負えない状態であり、自分の経営する会社で働かせる
事で、気休め程度に「保護」しているのである。
ある意味では、由貴に振り回されて「疲れた」状態であると言える。
周囲に対する由貴の理解不能な行動と同じで、由貴は親にも理解不能であり、
親の由貴に対する心理は、腫れ物に触るような感覚である。
由貴は親に負担をかけている事を、本心では申し訳なく思っている感情と、
昔の素行不良時に、親に力ずくで家に軟禁された憎しみの感情が混在し、
由貴自身でも本当の親に対する感情が何なのか理解できないものである。