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土曜日,3月 06, 2010 韓国強制併合100年
今年は日本の韓国強制併合100年にあたることを、『月刊マスコミ市民』(2010年3月号)の伊藤成彦氏の記事で知りました。
こんなことを書くと、また"強制"ではなく"国際合意"だったなどとまたあらぬところからクレームが来るかもしれません。でも、1910年8月
22日に大日本帝国政府が軍事的に制圧していた大韓政府に、「韓国併合条約」を強制したことは歴史的事実であることは明らかです。(中略)参考に、そのときの経緯を伊東氏の文章から引用しましょう。
『併合条約の強制に先立って、日本は1894~95年の日清戦争に勝って清の勢力を韓国から追放し、ロシアに接近した高宗皇帝の妃・明成皇后を1895年10月に暗殺し、1904~05年に日露戦争でロシアに勝ってロシアの影響力を駆逐し、1905年7月に桂・タフト日米秘密
協定によって米国のフィリピン支配と日本の韓国支配を相互に承認し、8月には第二次日英同盟を結んで日本の韓国支配と英国のインド支配を
相互に承認し、9月に日露講和条約によって韓国での日本の支配をロシアに承認させました。」』
日清戦争の勝利をきっかけに、日本帝国がいかに列強欧米諸国と肩を並べて植民地獲得に奔走したのか読み取れます。(中略)
もし、日本が反対に韓国の植民地になっていたらどうでしょう。日本語の使用が禁じられ、名前までも韓国名にされ、しかも自治権を奪われる
生活を36年間も押し付けられることを想像してみて下さい。しかし、第二次大戦後の日本は、あきらかにこの歴史的事実に対して誠実な態度を
とってきたとは言えません。(中略)日本政府は今なお「過去の清算」をきちんと済ませていないのです。
世界平和は、個々の人間たち自ずからの内に平和を築くことでしか道は拓かれないと思います。日韓相互の過去の痛みを清算しないで、
どうして平和がありえるでしょう。