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【科学】 「天国も死後の世界もない」 英物理学者ホーキング博士が断言
・「車椅子の物理学者」として知られる英国の物理学者スティーブン・ホーキング博士(69)は、
天国とは闇を恐れる人のおとぎ話にすぎないとし、死後の世界があるとの考えを否定した。
16日付の英紙ガーディアンに掲載されたインタビューで述べた。
ホーキング博士は「(人間の)脳について、部品が壊れた際に機能を止めるコンピューターと
見なしている」とし、「壊れたコンピューターにとって天国も死後の世界もない。それらは
闇を恐れる人のおとぎ話だ」と述べた。
博士は21歳の時に筋萎縮性側索硬化症(ALS)という進行性の神経疾患と診断され、
余命数年とされた。「自分は過去49年間にわたって若くして死ぬという可能性と共生してきた。
死を恐れてはいないが、死に急いでもいない。まだまだやりたいことがある」と語った。
また、人々はどのように生きるべきかとの問いに対し「自らの行動の価値を最大化するため
努力すべき」と答えた。
1988年の著書「ホーキング、宇宙を語る」で世界中に広く知らるようになった博士は、
2010年の著書「The Grand Design(原題)」では宇宙の創造に神の力は必要ないとの
主張を展開し、宗教界から批判を浴びている。
URLリンク(jp.reuters.com)
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『生・死・神秘体験』 立花隆著 P55より引用。
立花隆
「ホーキングの理論にしても、あれはもはやサイエンスではないという専門家が結構いる。
たしかに彼の語る宇宙の根源などというものは別に証明されたことでも何でもない。
言ってみれば彼の提出した仮説であり、世界観に過ぎないわけです。
だからああいう科学の最前線の人たちが提出した理論を見ても
最終的には昔だったら宗教が持ち出したような『神様原理』的な、ある実証不可能な原理を
持ち出してきて、それで全部説明を付けてしまうようなところがある」