ディクスン・カー(カーター・ディクスン)コテ禁止at MYSTERY
ディクスン・カー(カーター・ディクスン)コテ禁止 - 暇つぶし2ch611:名無しのオプ
11/07/21 23:04:42.96 RFKc5hgN
>古い世代のファンとしては、一抹の寂しさはあるけど、そのための
>環境整備に協力していこうと思う。

本当にそうだね。
中島河太郎さんは実は自分が仕事でちょっと関わってた大学に籍を
置いておられたんだけど、あの世代の人たちが頑張ってきてくれた
おかげで今の自分たちがある。
例え中島さんの解説が書店から消えても、カーが読み継がれていける
環境があれば、それは先人の仕事の意義が生きているというもの。

余生の方が少ないはずの年齢になってきたけど、若い世代のために
力になれることがあるならどしどし動いていこう。金を貯めなきゃw

612:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w
11/07/22 22:36:47.74 6Lnz9+pF
>>611
喪前の達観したかのような糞レスが悲し過ぎる気がする。
英国オタとはいえ、基本、陽気なアメリカンなジョンのスレにはふさわしく
ないような。

大乱歩が熱狂したジョン作品を読んだ天才三島の感想を聞きたかった。
おそらく「面白いがそれだけだ」(「ローズマリーの赤ちゃん」の天才三島の読後感)
だろうが、アイラ作品なら「死の接吻」を読んで欲しかった気も・・・

613:名無しのオプ
11/07/23 01:29:57.98 kiTHm4jG
>>609
上にも書いてある集英社文庫の「なつイチ!」の『奇巌城』、表紙が
マンガ風であることもさることながら、巻頭にルブランとその時代の
グラビア特集が質の良い紙で挟まっているのが新鮮だった。

若い世代が見ている「カーの全体像」っていうのは、ボケミスや乱歩の
影響下、乏しい材料で作られていた昭和のそれとは全然違っているのは
間違いないだろう。なにせ「月明かりの闇」や「仮面劇場」あたりから
カーに入ったっていう世代がいて不思議はないわけだから。
「ビロードの悪魔」なんかにしても「密室と怪奇趣味の作家」というレッテルの
もとで読むのと今の時代のようにタイムスリップロマンを知らずに育つのが
不可能と言える世代とでは、受け取り方はほとんど180度違っているだろうし。

そういう人たちの編集成果を早く手に取りたいものだ、本当に。

614:名無しのオプ
11/07/23 09:11:57.85 lXh9Ibu1
>>613
奇厳城」の情報、ありがとう。そう聞くと、手にとってみたくなる。
やはりヴィジュアル面の工夫も、大切だよね。
カーの時代ものを復刊するなら、早川の担当者には是非そのへん、工夫
してみて欲しいな。

615:名無しのオプ
11/07/23 10:41:46.53 2msuSTsp
カー文庫、クイーン文庫が欲しいね

616:名無しのオプ
11/07/23 16:36:17.20 N0gFjXSY
カー文庫なんて作ったら二階堂先生がしゃしゃり出て困ったことになりそうだな

617:名無しのオプ
11/07/23 19:03:33.08 9XHh1KTN
夢の「カー文庫」、解説者をアレコレ選定するのも楽しい(クリスティー文庫
みたいな寄せ集めでなく、人選をキチンとして)。
とりあえず二階堂センセにも一冊はお願いせざるを得ないか。
いまだと、三津田信三氏あたりのほうが、信頼とアピール度は高いだろうけど。

618:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w
11/07/23 22:03:59.24 8KhrlAo6
カー文庫とか夢物語過ぎる・・・

正直言うて、「ビロードの悪魔」なんか読んでる現代のミステリファンは
殆どいないと思われ。
また、本作をジョン歴史ミステリの最高傑作とする論には正直言うて「異議あり」
なんだよな。
繰り返し書いたことだが、ジョンの現代ミステリから入った者には、
歴史ミステリはニューオーリンズ三部作あたりからアプローチした方が
抵抗感無く読めるかと思う。
他には「引き潮の魔女」とか。本作は時代と場所が異なれば探偵役はヘンリーか
ギディオンでも違和感が無い謎解きミステリ。

619:名無しのオプ
11/07/23 23:17:27.81 CdItw2MB
やるなら創元だろう
ハヤカワはクリスティだけでいい

620:名無しのオプ
11/07/23 23:48:20.66 kiTHm4jG
二階堂センセには何の解説をあてがっておけばいいのかなw

お得意の三つの棺やプレーグ・コートを担当させると解説で他作品の悪口や
他人の悪口を書き出しそうで困るし、さりとておススメに挙げたことのある
「曲がった蝶番」(←これはやっぱり若竹先生にw)「連続殺人事件」などは
二階堂センセにはハッキリ言って語ってもらいたくない、もとい、もっと
合っている人がいると思うし。

お得意の「孔雀の羽根」あたりを担当して大人しくしていただくか(個人的に
この作品には思い入れがないので。みなさんスミマセン)、今までボロクソに
言っていた作品を新訳で担当してもらって「これまた新訳で読み返してみたら
人物の描き分けが悪いということは全くなく、結末の意外性も十分であった」
と手のひら返しを見せていただくかw

621:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w
11/07/24 00:53:59.57 xWS+Fy1s
ジョン作品出版退潮傾向が現実なのにもかかわらず、
>>619-620
妄想やめれという感あり。

コナンの青山さんってジョン作品は好きなんだろうか?
初期を見る限りでは、アガサやエルよりジョン的なバカミスモードが主調なような。
この辺に「売る」チャンスがありそうだ。

622:名無しのオプ
11/07/24 07:06:45.55 0mxvAhua
ひとりごとですよw

疑問をもったら調べてみよう。
1 ホームズ「四つの署名」
2 明智小五郎「黄金仮面」
3 ポアロ「ナイルに死す」
     ↓
46 ギデオン・フェル「三つの棺」
「・・・基本的に自分の好きな順に書いています」(HMM 2011・6)

あだしごとはさておき。
>>620
「孔雀の羽根」は無難だね。訳題を「孔雀の羽根の殺人」にしてあげれば、
同氏もご満悦でしょ。
個人的には、「髑髏城」あたりを考えていたが、さすがにこれではセンセ
のプライドがねえ。

623:名無しのオプ
11/07/24 17:55:35.79 glj1HJg2
女性の方ですね。真摯にやり取りしましょう。

624:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w
11/07/24 18:40:15.71 ++iyqs+O
>>623
そうしましょう(w
ただし、全集とか非現実的過ぎる話ではなく、
現実には版権の問題も絡んで来るだろうが、選集程度の話題に止めるべし。
禿人に責任編集を任せるとかさ。

>>622
僕は「髑髏城」は可愛らしい表紙の頃のが好きだけど、貴女はどう?

625:名無しのオプ
11/07/24 19:35:12.11 5i3Ro46w
>>622
あの「図鑑」にまだHMは登場してないんだっけ。
あまり好きじゃないのかw 残念。

カー文庫を夢想するなら、解説と言う名のゲスト・エッセイはバラエティ
を持たせ、データのしっかりした解題を付ける二本立てがいいと思う。
前者は、特定の作品が好きな人に自由に書いてもらって(赤川次郎の「ユ
ダの窓」とか、西村京太郎の「皇帝のかぎ煙草入れ」とかw)、帯にそれを
アピールすればいい。一般ファンむけにね。
後者は、全巻をまとめ上げる意味で一人にやってもらう。適任は、現時点
では森英俊氏かな。

626:名無しのオプ
11/07/24 22:55:21.03 sE7XLKz6
>>625
講談社の乱歩文庫全集がちょうどそれでしたね。
解説は中島河太郎がしっかりと書いて
その他にエッセイを乱歩ファンを自称するw人が書くという。

627:名無しのオプ
11/07/24 23:19:11.58 zugEHYA3
ああ、そのスタイルはいいですね。

全体のまとめはやっぱり森氏になるかな。
それこそ世界全体での評価などを俯瞰した現時点での研究成果の
そうざらえを、ビジュアル面も利用してまとめてほしいものです。
間違っても二階堂センセにはやってもらいたくな…もとい、二階堂
センセには別の重要な部門の仕事を担当していただいて。

そうか、まだヘンリ卿は登場していなかったのか。
まあカーは誰か一人出しておけばという考え方もありですがw


628:名無しのオプ
11/07/25 00:14:20.70 YV176IM4
マル公よ、荒らすのはやめとけ。
名無しでもわかるぞ。

629:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w
11/07/25 21:14:49.34 4rl+jEgN
>カー文庫を夢想するなら、
このレスを読む限りでは、やはり「まとも」ではなかったのか・・・
まあ、選集の場合でも森氏起用には同意。
S大出の語学NG者はご勘弁を(w

630:名無しのオプ
11/07/25 22:30:59.97 +yW2g13F
クリスティ文庫は全体を総括する本が何冊も出ているし
「秘密ノート」も新刊が発行される見込みがある状況だから
各巻の解説が「ファンを自称するw人が書く」「ゲスト・エッセイ」
になっていても我慢できるところはあるからね。

「奇巌城」のグラビアページをみると、やればまだ色々なことが
実現可能になるものだと実感できるよ。集英社にできることを
他社がほったらかしておいてはいけないw

631:名無しのオプ
11/07/26 07:29:48.46 XjgGiN09
とりあえず、早川の新訳版「火刑法廷」がどんなものになるのか、
ちょっとだけ期待して待っている。
旧版の松田道弘の解説は、意義のあるものだったので、できれば
再録し、新しい解説と合わせて楽しめるようにしてくれれば、古い
ファンとしても嬉しいのだが。
カバーは、あまりスタイリッシュにならず、怖いもの見たさで手が
伸びるようなデザインにしてほしいなあ。


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