ディクスン・カー(カーター・ディクスン)コテ禁止at MYSTERY
ディクスン・カー(カーター・ディクスン)コテ禁止 - 暇つぶし2ch382:あぼーん
あぼーん
あぼーん

383:名無しのオプ
11/04/07 14:47:10.20 0fbHynjq
と、都合の悪いときだけコテハンを付けない
ハルヒヲタ(書斎)が泣き叫んでおりますw

384:名無しのオプ
11/04/07 15:52:47.39 veJj2WyJ
なんで、名無しでいきなりマル公とか言い出したりしたのかと、昔のデータを見直して
みたが・・・
今回、皆に叩かれた「ビロードの悪魔」のトンデモ評価をごまかそうとして、「緑のカ
プセルの謎」に話をそらしたのがきっかけみたいだね。
2004年に、ネタバレありの「カー論議」で、「緑のカプセル」をめぐってコテハンの
マルクス一万尺氏とやりあってたから・・・そのときの屈辱を思い出したんだねw
新規の住人には理解不能の流れだろうから、いちおう説明しといたよ。
ちなみに俺はマルクス氏じゃないからね、382君www

385:あぼーん
あぼーん
あぼーん

386:名無しのオプ
11/04/07 16:07:33.41 Zs3WtDYg
書斎みたいな低レベルと論争wなんてみっともなくて逃走したくもなるわな

387:名無しのオプ
11/04/07 16:12:47.46 o2KSFRjE
クイーンスレで逃走中の書斎が何言ってもなあ

388:名無しのオプ
11/04/07 16:16:10.18 rHur6Xh6
マルクスさんは選挙に向けて代議士やらからマニフェストの校正とかを
依頼されていて大変な時期なんでしょうね。

かたや24時間365日2ちゃんにすがるだけのウジ虫。

こんなクズに対して紳士的な態度で立論と証明を積み重ねていた
マルクス氏には本当に頭が下がったよ。
当時の記録はいつでも読めるけど、本当に人間のトップとボトムの
典型例を見せられる思いだな。
クズの中のクズ林も、この体験から少しは学ぶところがあれば
トラウマ惨敗記録もなにがしかの益をもたらすのに、ご覧の通り
現実に目を瞑り記憶を必死に捏造し、しかし屈辱と恨みだけは
自己増幅させていつまでも引きずるっていう最低最悪の生き方だけ
何年も続けているんだものなあ。ほんと惨めとしか言いようがない。

389:名無しのオプ
11/04/07 16:22:48.75 o2KSFRjE
>>388 その体験から書斎は「自分は討論したら負ける」
「とにかく自分の意見を立証しない、説明しない」
「ただ勝ちと喚いていれば相手は根負けする」
この辺を学んだのでしょう

390:名無しのオプ
11/04/07 19:13:12.52 VLiAEZu8
アンチがマル公の肩を持つのは当然だわな。
中立派のサイレント・マジョリティは全然違うんだがな。

391:名無しのオプ
11/04/07 19:36:34.57 o2KSFRjE
そうですよね
勝ち正しいコテ叩きやめろとは喚くが
何がどう正しいかは 決 し て 言 「え」 な い 『サイレント』マジョリティですよね
まあ多くもないですけど

392:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w
11/04/07 20:11:39.14 5NcbH69s
>>381
>正直あまり・・でつた(/_;)
いわゆる創元のカー短編集だね。
うーん、そうかなあ。俺はジョンは短編も結構面白いという感だったが。
この人はアイデアストーリーの作家でもあるので、料理に喩えれば、
短編の場合は濃いスパイスが無く素材の味が楽しめる面があった。
長編初読は、実は俺も「夜歩く」。怪奇小説も好きな俺はこれでジョンに嵌りました。
バンコランはジョン風ホームズという雰囲気で良キャラ。
数作でフェードアウトしたのが残念だ。

393:名無しのオプ
11/04/07 22:17:00.08 veJj2WyJ
>>390
ここんとこの、書斎の書き込みは毒にも薬にもならんから、まあいいとして。
君のような、書きっぱなしの無責任なレスが、書斎の自演疑惑の原因なんだよ。
書き込みしないのが「サイレントマジョリティ」なら、その意見を君が代弁できる
理由は何? 
いっせいに書き込みしないかぎり、多数派が書斎を支持している客観的根拠は提示
できないよ。
ま、いいや、どうせなら、次は君の読んだカー作品の話でもしてくれ。

394:名無しのオプ
11/04/07 22:55:25.92 A9QFWqoX
そういえばちょっと前に歴史ミステリを読破したとか言ってたな。

しかし相も変わらず70年代にごく少数翻訳された創元版の作品の
話題を壊れたテープのように何度も繰り返すだけの未読麻疹・林w

クズは一生クズのままw

395:名無しのオプ
11/04/07 22:58:11.14 vFnZWL+D
>>394
逆に言えば歴史・時代ミステリを大して読んでもいないのに酷評していたということなんですよねw

396:名無しのオプ
11/04/08 03:25:41.11 BBUUx279
カーもクイーンもネットで古本を漁るしか手に入らない現状はおかしいと思います。
クリスティのように書店で一定のスペースを確保し手に入れやすい環境を作るに値する
作家だと思うのですが・・・。カーやクイーンは日本では受けていないと言えば絶対に
そんなことはないと思います。もちろんクリスティほどではないのは分かってますがね。
それにしても現状はよろしくない。もっとカーやクイーンの拡充を全国の書店にはお願いしたい!

397:緊急少年でつまつマン ◆Ll9UkTCzt.lA
11/04/08 05:26:19.02 Sne0Glxs
>>392
そうでつ、創元のカー短編集でつ!
僕は短編の方が好きなのでつがこう・・何と言いまそうか・・
乱歩傑作選の短編やホームズを始めて読んだ時のような「震えゆ程の衝撃」がなかったんでつ(/_;)
夜歩くは雰囲気がイイでつよね♪
バンコランみたいな渋くてかっこいい探偵を捨てないで欲しかったでつ(/_;)
カーはその才能を世の中に認められゆにつれてバンコランみたいな女性受けすゆような
キャラを出つ必要性がなくなったのでそうか・・

398:名無しのオプ
11/04/08 10:31:22.99 0X7uirN/
>僕は短編の方が好きなのでつがこう・・

「めくら頭吊」




399:名無しのオプ
11/04/08 11:55:00.33 50LNw80f
>>396
いちおう、マジレスすると。
ネットで古本を漁るしか手に入らない現状・・・の、「ネットで」
はいらない。古本で少しずつ集めていく楽しみは、別にネット通販
に限定されない。
ポピュラリティにおいて、ドイルとクリスティは別格。
1920年代後半、ないし30年代初頭にデビューした、同期の本格ミステリ
作家にくらべれば、クイーンもカーも、日本ではかなり優遇されてる。
出版社も「新訳」で売り直そうと頑張ってるから、既読のものでも、でき
れば買って応援してやってくれ。あとにつながるから。
創元では、今後、「黒死荘の殺人」「蝋人形館の殺人」新訳「皇帝のかぎ
煙草入れ」が予定されているよ。

400:名無しのオプ
11/04/08 12:46:10.80 Xwq73b8k
>>399

951 名前:名無しのオプ 本日の投稿:2011/04/08(金) 03:21:51.10 ID:BBUUx279
書斎アンチの空しさだけが強調される流れだな
何が楽しいんだろ

401:399
11/04/08 12:59:03.40 50LNw80f
>>400
おいおい、俺は書斎には何の興味もないよ。
叩くつもりもないし、無視するだけ。
何が楽しいかと言われれば、カーの話をするのが、と答える。
カーに興味がなければ、コテハンの名前を出して絡んでくるなよ。

402:399
11/04/08 13:04:05.82 50LNw80f
>>400
すまん、俺の見落としだ。
指摘は了解。>401は忘れてくれ。
無視に徹する。


403:名無しのオプ
11/04/08 14:58:32.43 0X7uirN/
こちらも反省して。
「皇帝」は最近読んだという人たちがブログなどで「そんな昔に
訳されたとは思えないくらい読みやすい」という声をよく見る
名訳といってよい仕事だと思うので、「帽子収集狂」と同様、
市場から消えるというのはちょっと切ない気もする。

でもやっぱり新訳はとても楽しみだし、新装丁(だよね?)にも
期待したい。とりあえずきちんと買うので、数年前の怒涛の再刊・
新訳ラッシュのときの至福をまた体験したいなあ。

404:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w
11/04/08 21:00:29.39 K0V4YLRb
>>397
短編が好き。ジョン作品のような本格ミステリも好きってことは、
君はE・D・ホックは好きなんだっけ?
ジョンが長編における密室の王者なら短編ではこの人で決まり。

007シリーズの訳者だけあって粋なタッチの井上一夫氏の手になる
皇帝がフェードアウトしてゆくとしたら残念無念だ。
バンコラン・シリーズの2作は、さすがに彼氏の訳でもコテコテ怪奇の世界
になっているが。

405:名無しのオプ
11/04/08 21:23:57.10 AwsYNLnY
>>399
国書刊行会の華々しい復活以来、高価をものともせず熱狂して
買い支えてくれた人たちの功績は大きいよな。
もちろんカーの作品がその価格に値する面白さを持っていたから
買っていたファンもカネ以上のものを得られたわけだけど。

間違っても「おれはブックオフで105円の文庫しか買えないんだから
おれの前で新刊の話なんかするな」と公言してしまうクズの中のクズ、
犬以下のウジ虫なんかには語ってほしくない話題だよな!

406:感動少年でつまつマン ◆Ll9UkTCzt.lA
11/04/09 11:45:01.23 u48EMo7q
>>404
ホック好きでつ^^
黒後家蜘蛛も好きでつ!^^

407:名無しのオプ
11/04/09 12:01:43.34 JAWr/yEH
クイーンスレでもクリスティスレでもフルボッコ状態で
勝ち目がなくなってきたから、無視されているこのスレに
逃げてきて一人遊びか。惨めだなあw

三角新訳「いかれ帽子屋」は今のところ好評のようで何より。
このまま何作か担当するのか、それとも訳者も百花繚乱になるか。

408:名無しのオプ
11/04/09 12:56:26.91 P3eOeSJS
でつまつくん、ホックスレもなかなかいいスレだよ。

409:感動少年でつまつマン ◆Ll9UkTCzt.lA
11/04/09 14:14:07.57 u48EMo7q
>>408
ありがとうございまつ!
でつが残念ながや現在はないようでつね・・

410:名無しのオプ
11/04/09 14:46:52.14 P3eOeSJS
カースレ住人よ、ホックスレを立てておけ。

411:名無しのオプ
11/04/09 15:02:59.12 XvmQksvd
自分で立てろよ

412:名無しのオプ
11/04/09 17:21:59.58 CyE9jaXx
>>410
  ワケ     ワカ     ラン♪
  ∧_∧   ∧_∧    ∧_∧
 ( ・∀・)  ( ・∀・)   ( ・∀・)
⊂ ⊂  )  ( U  つ  ⊂__へ つ
 < < <    ) ) )     (_)|
 (_(_)  (__)_)    彡(__)


413:名無しのオプ
11/04/09 17:53:13.85 I7EGFO82
妖魔の森の家に出てくるヴィッキー・アダムズって萌えキャラの
はしりだ思う。何といっても妖精だし

414:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w
11/04/09 18:48:37.95 KOhhgOv3
>>405→まあ、狂的なオタの戯言でしょうな(w
ジョンもエルもグローバルに見れば「太古の作家」という表現も過言では
ないくらいだし。

415:名無しのオプ
11/04/09 19:50:04.20 JAWr/yEH
いまは妖精と言うと童貞男を連想させられるイヤな時代になったからなあw

大河ドラマスレでアニメ「逆襲のシャア」の話になったことがあったけど、
あの作品で今だとよくあるタイプの女性キャラが出てきて、しかし監督は
若手スタッフに対して「お前らの世代が俺たちから見てどんなに醜悪で
腹立たしいかあの女を見て気付け」と言ったという笑えない話があるw

「わらの女」「ヒルダよ眠れ」じゃないけど、いまだとタイプ的なキャラが
華々しく登場して世間にそういう存在を認めさせた作品が、実はのっけから
そういうキャラを華麗にスポイルしてることが多い、という話を最近
していたものなんだけど(スカーレット・オハラも零落することで初めて
観客が安心するキャラだと言われていたし)、まあ萌えキャラならば
横溝正史の安心路線あたりが心地よいよ。
カーの「登場人物は多かれ少なかれ基本的にキ印ばかり」という世界では
なかなか純然たる萌えキャラは居場所が見つけづらそうでw

416:名無しのオプ
11/04/09 23:02:08.18 QUnNBJew
>>414
「現在の作家」の評判の新刊の話題すら「おれはブックオフで105円の文庫しか
買えないんだからその話題をするな!」と言ってしまう惨めな惨めなクズが
「狂的」なうわごとをつぶやいているなww

高い新刊を変えないと言われても全く否定しないところだけは正直だが。
でもやっぱり惨めだなww

417:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w
11/04/09 23:38:24.05 TrZsLIsc
>>416
まあジョンスレだし、
>ジョンもエルもグローバルに見れば「太古の作家」という表現も過言では
>ないくらいだし。
この点に真っ向から反論して欲しかったものではある(w




418:名無しのオプ
11/04/09 23:54:53.93 QUnNBJew
本気でバカを演じる決意を固めたのかww

バカのふりをしなくてもローマ字も読めず漢字もかけず本も読めない
文盲老人なのはみんな知ってるよww

そろそろ電話番号も公開されそうだね。人気者はつらいねえw
スレリンク(bobby板)

きっとあらゆるスレの人たちから熱狂的なラブコールが一日中
鳴り響くことでしょうww

419:名無しのオプ
11/04/10 09:10:29.55 rXAv7HyT
犯罪だね。
マル公ともどもムショ行きを覚悟しておけ。

420:名無しのオプ
11/04/10 11:28:25.77 pIEe/xDA
マルクスさんは以前、選挙に向けて立候補者たちが発行する
パンフやマニフェストに掲げる文章なんかを校正する仕事を
依頼されていると言っていたよね。いまごろは地方選、来る
国政選挙に向けてあちこちから仕事を要請されて大忙しの
日々でしょう。

いっぽう無職引き籠りの書斎は、自分でネットに住所を晒したり
近所で背中に旗を背負って奇声を上げながら走り回っていると
書き込んだりの露出狂。こんな基地外が回りから何かされても
マルクスさんに何の関係もないのは誰だって分かる。

しかしよそのスレで「たったひとりのオレ(支持者なんて自演で
実際はいないと認めているww)をみんなが虐めている」と告白
しているのに、なんで書斎をウンコのように毛嫌いしている
日本中の「アンチ」を、マルクスさん一人の自演だと思い込もうと
するのかねえ。

マルクスさんの域になんてあと50年生きたって書斎にゃたどり着けないのに。
だいたいまずローマ字と漢字くらい読めるようになれっていう話だよなw

421:感動少年でつまつマン ◆Ll9UkTCzt.lA
11/04/10 11:32:23.91 veUVJ4UZ
うわ・・最低過ぎゆ・・・
逆探知されても自業自得だよー

422:名無しのオプ
11/04/10 11:37:06.46 pIEe/xDA
この人が何を騒いでいるのか知りたい人はこちらをご覧ください
スレリンク(bobby板)

ところででつまつ君、たしか君の入院している精神病棟wの医師が
なぜか「最強弁護団」を組織して2ちゃんねらーを告発する準備が
完了したとさんざん豪語していたけどその後どうしたの?
その後キミが演じた「自業自得」はみんな記憶しているけどねw

423:感動少年でつまつマン ◆Ll9UkTCzt.lA
11/04/10 11:42:31.69 veUVJ4UZ
ちゃんと展開はお話しまつたし自分で調べてみなたい
大人なや調べてわかゆことは調べなたいな

424:名無しのオプ
11/04/10 11:52:54.48 pIEe/xDA
狂ったww

「展開」じゃなくて、民事も刑事も区別がつかず、精神病棟と
一般病院の区別もつけられない無恥な引き籠りが、ねらーを
告訴するぞと息巻いてそのままになったという経緯は調べが
済んでいるよw

あとはそのバカが恥を晒したこの顛末をどう言い訳するのかが
楽しみだっただけ。
期待通りの負け犬っぷリありがとうw


425:名無しのオプ
11/04/10 11:58:56.70 oZqg0GJD
たぶん頑なにどこにあるかは示すことがない、たぶん存在していないスレッドに
その後の展開とやらを書いたといきがるんだろうな

こいつの場合の自分で調べろっていう言葉は存在してない時だけに出てくるからな

426:名無しのオプ
11/04/10 12:00:23.61 KqiPyEo8
>>417
論でもなんでもないものに「反論」は無理だなw

427:感動少年でつまつマン ◆Ll9UkTCzt.lA
11/04/10 12:10:11.37 veUVJ4UZ
ま・・アンチの人生がどうなようと関係ないでつけどね・・・

428:名無しのオプ
11/04/10 12:12:03.02 oZqg0GJD
でつまつまで同じ手口で逃亡だよw

429:名無しのオプ
11/04/10 12:26:27.35 KqiPyEo8
だって書斎と同一人物ですからw

430:名無しのオプ
11/04/10 17:47:01.02 52XdAJRL
頭吊

431:名無しのオプ
11/04/10 19:01:33.98 pIEe/xDA
世間と全く交渉出来ないでただ生きているだけの書斎は
他の人々すべての人生と関係がないだろうにw

というわけでこのおかしな人が何を焦っているのかはここを。
スレリンク(bobby板)

432:名無しのオプ
11/04/10 19:04:45.12 DdypL6A0
アンチは自分の身に振るかかることがわかってないね。

433:名無しのオプ
11/04/10 19:10:59.17 rj9eSFwl
「ア残」の次は「振るかかる」かw
書斎は日本語がわかってないねww

434:名無しのオプ
11/04/10 19:18:58.23 lbsVVWDt
なんか脅迫してるやつがいる

435:名無しのオプ
11/04/10 21:53:44.22 +PJynD3G
確かに、間違いを認められない、自分が何を書いたか覚えられない
自分が書いたレスについて聞かれると逃げ出す
なんて書斎魔神みたいなアンチには降りかかるとも 言 い 得 る 。
そんな恥知らずはいないけどな

436:名無しのオプ
11/05/07 05:36:34.16 Fxe7DBoJ
>>396
むしろカーやクイーンなんて日本人しか読んでないと思う

437:名無しのオプ
11/05/07 10:29:47.27 gIskmzqV
わざわざageて書斎の目につきやすいようにしているんだねw

438:名無しのオプ
11/05/07 10:57:40.04 owv+ohNR
同じネタで何回論考とやらをやるつもりなんだろうな
あほじゃないかと

439:名無しのオプ
11/05/14 18:58:58.09 bRuUSNip
二階堂黎人、加賀美雅之だのカーのパクリ作家がまったく
売れてないのにさらに読みにくい本家なんて誰が読むのか


440:名無しは無慈悲な夜の女王
11/05/19 16:10:44.43 QEhvVCVI
ケンカの途中、KYで申し訳ございませんが…。
「プレーグ・コートの殺人」創元から新訳出るって
本当ですか?

441:名無しのオプ
11/05/19 17:16:36.06 8Dp8VfER
うん、「黒死荘の殺人」ね。新訳版「帽子収集狂事件」の帯を参照。

442:名無しは無慈悲な夜の女王
11/05/19 19:23:24.15 QEhvVCVI
うわっ、早速レスいただき、ありがとうございます。

カバー画のフォーマットが旧版(白い縁取りに山田維史氏の
イラスト)じゃないのが若干惜しい…(ハヤカワ版ともども
山田版のやつを収集しておりますのでw)とはいえ、読みやすい訳で
新刊として手にはいるというのはありがたい限りです。
(日下版は地味/依光版のは冒険小説のそれみたいでどうもそぐわない…
と感じているのは私だけでしょうか)

重ねがさねレスいただき、どうもありがとうございました!

443:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w
11/05/19 22:38:12.76 etOZLr+B
平井呈一訳プレーグコートの復刊はもう無理かな。
めちゃ面白いのに残念。

444:名無しのオプ
11/05/19 22:52:09.94 SxGWmO23
それは残念ですね

445:名無しのオプ
11/05/20 11:18:03.72 J3Jcixj8
読んでもいないくせに復刊を期待するなアホ書斎

446:名無しのオプ
11/05/20 11:50:20.87 Vkxba8E5
演出過剰の平井呈一訳(なら、訳題は「黒死荘殺人事件」でないと)は、
珍品として「めちゃ面白い」(見どころは「疫災記」の部分)としても、
いってみればマニア向けアイテム。復刊はないなあ。

447:名無しのオプ
11/05/20 12:07:13.15 J3Jcixj8
書斎も知識人を気取るなら>>446さんみたいにきちんと分析してから発言するべきだよな

448:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w
11/05/20 23:50:58.02 g5qK+W3t
>>446
ヘンリーがマリオンをからかうシーン(今なら完全にセクハラ)が何度読んでも楽しいものあり。
悪趣味だろうか・・・


449:名無しのオプ
11/05/21 08:28:51.53 GnoDF4CB
平井呈一訳の「黒死荘殺人事件」は電子書籍版で流通してますので、ネタとして読んでみたい人はそちらをどうぞ。

450:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w
11/05/21 20:29:37.40 f+2VMcTu
現在は入手難の平井訳プレーグコート、
宇野訳(以下「うの」と略す)マッドハッターを読めた俺は世代的には
ラッキーだったかも。
早川でなく主として創元でジョン作品に親しんだ世代であるのも
翻訳陣が精鋭ばかりということもあって良かった。


451:名無しのオプ
11/05/21 20:41:39.84 uxrw94H8
そういやマッド・ハッターという慣用句を知らなかったんだよな書斎w

452:名無しのオプ
11/05/21 23:05:59.59 5o8e3PIE
ということは「Yの悲劇」のハッター家もよくわかってなかったんだw
びっくりするなあ。いやこれぞ書斎レベルということか。

453:名無しのオプ
11/05/22 08:44:48.10 c/GV3JS2
>>451 こっち見んな

454:1
11/05/22 10:29:39.28 8wieTw+L
先日、ちょっと事件がおきました。
まだ警察には通報してません。あまり大事にしたくないので
みなさんの力で解決するのを手伝ってください。

とりあえず事件の概要を書くので見てください。
先日、親に言われて500年くらい前からあるって言う古い蔵を
掃除してました。とても一人の力ではどうにもならなさそうだったので、
昔からの友人である小阪君を呼んで掃除を手伝わせました。
小阪君は最初嫌だと言っていたので、なにか価値のありそうなものを
見つけたらあげるというのを条件に、手伝ってくれました。
結局、価値のあるものは見つからず一日がかりで蔵の掃除を終えました。小阪君には悪いのでジュースを奢ってあげました。
それから数日経ってポストに手紙が入っていました。
手紙の文字はパソコンを使って書かれていました。


455:名無しのオプ
11/06/04 08:27:06.70 V3LO2GK0
書斎さんはもうちっとフランクな文体に変えれば粘着されないと思うよw。
あとコテがカッコいいのも嫌われる原因かとw思い切って魔神を取り除くとかどうですか。

456:名無しのオプ
11/06/04 18:46:56.72 f4IiBatN
自分で自分に話しかけるのって楽しい?

457:名無しのオプ
11/06/04 20:47:48.54 V3LO2GK0
>>456
俺は書斎魔神に向けて書き込んだ。

458:名無しのオプ
11/06/05 22:12:56.44 oyfO6sJn
火刑法廷読了。 

探偵役の人の説が違っているようにしか読めない。
んだけど、真相がわからん。

というのも、4章で(メル欄1)したのが本当だとすると、
(メル欄2)さんが犯行、というのがまるまるナシということになる。

そもそも、解決編以前に、マイルズおじさんの部屋に、
(メル欄3)があるという記載がないんだよねー。
となると、トリックができないことになりますよね。。。




459:名無しのオプ
11/06/05 22:17:54.02 IFEDLJUv
芥川の「藪の中」について、「どの証言もそれが本当だとすると事実の
つじつまが合わないように書かれている」と言われていますよね。
そこが職人の腕の冴え。

460:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w
11/06/06 12:40:38.30 AzCim6Mm
バーニングコートはラストからして賛否が分かれる「あれ」だし・・・
細かく突っ込むべき作ではないのかもしれぬ。


461:名無しのオプ
11/06/06 18:51:52.39 w8xvZU/f
>>457
長期間レスのなかったスレで、ねw

462:名無しのオプ
11/06/06 20:43:59.47 yZFejMYq
>>461新参だよ。コテとアンチの争いをみての率直な意見を書いてみた。どこかおかしいかな。
もし粘着アンチの人なら、一言云わせてもらうけど。
ぶっちゃけコテよりアンチをウザく感じてる人の方が多い筈だよ。
コテは気に入らないならNGすれば済む話だからね。あなたもNGしてスッキリしてみたらどうでしょう。

463:名無しのオプ
11/06/06 21:03:31.08 w8xvZU/f
やっぱりGでしたね、とw

464:名無しのオプ
11/06/07 06:44:38.85 cZrqTuyl
>>453
同意

465:名無しのオプ
11/06/08 23:18:16.13 rHRasCxX
>>462
コテ禁止スレでありがたいアドバイスですね、^^

466:名無しのオプ
11/07/04 05:56:06.32 AegikeFD
ここ喧嘩ばっかりでつまらないな。
作品の話で盛り上れないの?

467:名無しのオプ
11/07/04 08:57:22.05 Vq0EDEeQ
ここでは盛り上がれないね。
まともな話ならしたらばでしているし。

468:名無しのオプ
11/07/04 17:04:18.47 KG/c+g+f
8月下旬刊
ジョン・ディクスン・カー 『火刑法廷 新訳版』
加賀山卓朗訳
(ハヤカワ・ミステリ文庫 予価815円)

469:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w
11/07/04 23:52:32.92 yhfQ6Ow0
>>468
やっと来たかという感あり。
夏の読書向きなコテコテの怪奇探偵小説だし、出来れば1ヶ月早く出して欲しかった。
まあ、残暑の季節には間に合いそうやね。

470:名無しのオプ
11/07/05 15:23:19.89 bhGeqmhq
「火刑法廷」新訳版が出るんですね、楽しみです。

ところでメッチャクチャに読みづらい「三つの棺」(三田村裕版)を
なんとか読み通したんですが、カーの翻訳ってみんなこんな感じなんですか?
あと誤訳云々というのは「メール欄」のことでしょうか?
とにかく私にとっては複雑極まりない(しかしメイントリックは堪能しました)
本格ミステリだったので、この次は新訳版で再読したいと思います。長文多謝。

471:名無しのオプ
11/07/05 17:06:17.32 H2db7Iex
>>470
「三つの棺」は、いまのとこ「新訳版」の予定はないんじゃないかな。
「誤訳」に関しては、遅まきながら現行版では修正されていると、以前、
二階堂黎人のブログで読んだ記憶があるが、俺自身は確認していない。
「メール欄」に書いてあったこととは、違うよ。ある単語(原作では
older とも younger とも形容していない)を、訳者が勝手な思い込み
で「意訳」したため、アンフェアな記述になったことを、前記の二階堂
センセが問題にしたわけ。

「三つの棺」でカーが狙った逆転の構図は、とても美しいんだけど、
それを成立させるために、あまりに無理を重ねすぎた嫌いがある。
翻訳以前に、原作自体がゴチャゴチャしてるからなあ。
「皇帝のかぎ煙草入れ」とか「貴婦人として死す」あたりを読むと、
また印象が変わるんじゃないかな。

472:名無しのオプ
11/07/05 19:42:19.80 zmwlZrT8
翻訳についてはとにかくハヤカワがひどいんですよ。
かつてはポケミスでかの村崎敏郎大センセイが珍訳を連発、
カーのラノベ調と言うか映画のシナリオ的な気のきいた会話や
地の文自体がギャグになってる雰囲気描写なんかを、私小説
バンザイ時代の感覚で訳したヘンな作品にしちゃった。

しかも「三つの棺」をはじめ翻訳権を独占して他社からのまともな
訳を読ませない。

473:名無しのオプ
11/07/05 19:54:31.26 zmwlZrT8
二階堂氏は松田道弘の新カー問答を盲目的に孫引きしていたカー作品評で
最初の版ではさんざんけなしていた作品を
「新訳で読み直してみたら人物の描き分けが悪いなどということはなく、
読み応えのある佳作だった」
などと手のひら返しを連発していたものだけれど、氏がくさしていた
創元文庫の方が今読んでもツボを突いた訳をしてくれていたと思いますよ。
しかもなお新訳を続けている。ハヤカワももっと早く動いてくれていれば。

(でも「帽子収集狂」はやっぱり田中氏訳の旧版の方がいいと感じてしまう
ワタシは年寄ですw)

474:名無しのオプ
11/07/05 21:57:37.30 wN3gkFUy
慣れない「新訳」でカーを読み返すのも億劫だ・・・
なんて考える駄目な自分を、猛省することしきり。
客観的には、アップ・ツー・デートな翻訳で「古典」が読める状況は、
新規読者を開拓するためにも、大切だとは思うんだけどね。
できればオマケとして、改訳の時点での、最新のカー研究を解説に取り
込んでほしいな。

475:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w
11/07/05 23:49:56.51 2hNm9fg0
前にも指摘しておいたが、ジョン作品翻訳陣は、創元>早川。
リーダビリティの面から今でも宇野利泰氏(以下「うの」と略す)訳は
安心して推せるし、一見、ジョン作品にはアンマッチに思われる井上一夫氏
(007シリーズの訳者として有名)担当作品も洒落た味わいで楽しめる。
早川でもいいが、三つの棺が宇野訳だったらと思うと、今でも残念でならないものあり。

476:名無しのオプ
11/07/06 01:23:39.03 BOkuTyM+
そうそう。「アップ・ツー・デートな翻訳で古典が読める状況」は
絶対に必要なんですよ。どこの世界に70年代バージョンのままの
商品が売られているジャンルがあるかっていう。
ただそのためには「新規読者を開拓」できるものにしてほしいのですよね。
三角訳は会話などに田中訳よりも古めかしい感じを受ける部分もあったし、
ハヤカワのクリスティ文庫にしてもそうだけど、解説も若い人が書いては
いても、目新しい研究成果が盛り込まれているというよりは、ただ個人的な
感想を書き散らしているだけみたいなものも見受けられるし。

477:名無しのオプ
11/07/06 01:51:51.50 cTkeHIZH
たしかに40年前のままはいかがかと
2011年のカー問答を是非

478:名無しのオプ
11/07/06 02:20:42.40 BOkuTyM+
1999年発行の「本格ミステリーを語ろう!」でももう古い、という感じですからね。

何度も書いてるけどカーの世界はラノベみたいなものに慣れた世代が一番
スッと理解できるんじゃないかと思うんですよ。
「帽子収集狂」なんかもコミックなんかの世界じゃよくある「おかしな世界で
おかしな人々が起こした悲劇」なのに、なにがいいのか分からんと言い続けてる
世代が「フツーの世界の中で起きた喜劇」みたいに解釈しようとして自爆してる
ところがあるし。中島河太郎や松田道弘の影響を直に受けていない世代が解説
してくれることを望みたいんですけどね。

479:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w
11/07/06 23:35:25.82 UPKz+1Ga
仮にジョン作品の新訳をガンガン出したとした場合、
アガサほどの一般的知名度が無く、
現代では好まれそうにない地の文が多い濃い文体(特に初期から中期にかけての作品群)と、
果たして売れるか否か、という現実問題が立ちふさがる。
話題に出ている「三つの棺」ぐらいは、密室講義の章だけでなく、
十八番の濃厚なオカルティズム、マジカルなトンデモトリック等が冴え渡る代表作だけに、
何とかリーダビリティを考慮した新訳を期待したいところではあるが・・・
しかし、「魔棺殺人事件」以来、翻訳に恵まれなかった不遇な作であると言い得よう。


480:名無しのオプ
11/07/07 05:47:13.25 tyLA2wpK
カー好きの荒木飛呂彦が宣伝してくれれば売れそう

481:名無しのオプ
11/07/07 08:46:08.68 OMo9M9Pe
>>478
>・・・カーの世界はラノベみたいなものに慣れた世代が一番
>スッと理解できるんじゃないかと思うんですよ

わかるようでいて、半分くらいしかピンと来ないのは、こちらが
あまりラノベを知らないせいだと思う。
言われて、ストンと了解できるのは、たとえば「ニューゲイトの花嫁」
とか「ビロードの悪魔」あたりだけど、貴方は、もっとフツーのカー
作品も、そういう(マンガやアニメやゲーム的世界観の)読者層にアピール
しうる、という意見なんだよね。
誰かが「解説してくれることを望みたい」なんて言わずに、是非このスレで
貴方が各論を展開してほしい。
これを改訳してカーの新規読者を開拓しろ、という、貴方のチョイスとコメント
を、読んでみたいので。


482:名無しのオプ
11/07/07 19:58:54.55 X5K0d5Zz
三つの棺をネット通販で買ったら十六刷だった

泣きたい(つд`)

483:名無しのオプ
11/07/07 21:11:54.27 L5DCfIry
>>482
例の有名な「誤訳」、十七刷以降では修正されてるのに・・・
いろんな意味で、残念!

484:名無しのオプ
11/07/07 21:36:56.67 pbxL3GXu
お、それは知らなかった。修正されてるんだ。
二階堂いい続けてたからね。

485:名無しのオプ
11/07/07 23:02:53.48 XirEmg8Z
二階堂 乙

486:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w
11/07/07 23:15:13.67 566rOSVf
今や国民的漫画・アニメと成り得た「名探偵コナン」のトンデモ、オモシロトリック
なんかは、正にジョン作品に共通するものあり。
アガサやエル作品と漫画・アニメの世界は隔絶している感があるけど、
探偵役からして奇矯でキャラ立ちしたジョン作品は、アニオタやマンキチに
ウケる要素が満載とは言い得る。
ただし、あの活字ぎっしり感に連中が堪え得るか否か・・・

487:名無しのオプ
11/07/08 09:58:00.63 JbvTznaf
>>481
訳文次第だけど、「ビロードの悪魔」は確かにいけるかと。
ストーリーそのものの面白さは言うまでもないから、アップツーデート
な訳文でグイグイ読ませてしまえば、あのトリッキーな趣向でノックアウト
できる。
これとか「火よ燃えろ!」みたいなところから、まずお話の面白いおじさんとして
カーを知るというのも、いいんじゃない。

488:名無しのオプ
11/07/08 18:43:06.09 bNoIjlrV
>>481
478です。「展開」するほどの論もなく各地で言い尽くされていることの
繰り返しになるのですが、まあお暇つぶしに。

ラノベも色々ですが、私の考えていたのはご指摘のように歴史ミステリ以外の
たとえば「連続殺人事件」に代表される、ちょっとおかしな人々のおかしな
日常の延長に「冒険」があるといった類いのものだったのですね。

489:名無しのオプ
11/07/08 18:51:03.34 bNoIjlrV
ラノベというか文章で読むコミックというやつは、剣と魔法の異世界ものとは
別に「ごく日常的な生活の中のおかしみ」を拡大したものも多く、そこで
読者が喜んでいるのは主人公やヒロインの生きている「ちょっとズレた
世界の中での会話や関わり合い」それ自体と思えるのですね。

よく高橋留美子「うる星」以来のある種の漫画のパターンを例に出すのですが、
「おかしな世界におかしな人々が生きていれば、そこで起きることは皆おかしい」
という類のものです。

490:名無しのオプ
11/07/08 18:53:47.60 bNoIjlrV
つまり登場人物たちはとりたてて人を笑わせようとしているわけではないのに、
彼らが必死に何かをやっている姿そのものが傍から見ていると実におかしい。
カーっていうのはそういうものに一番マッチしている古典だと思うのですよ。

最近も確か「曲がった蝶番」を、「子供の頃はすごく怖いと思っていたのに
読み直したらいたる所で爆笑した」と評しておられた方がいたと思いますが、
わたしも「連続」を読み返して、男と一室に閉じ込められてしまったヒロインが
苦心惨憺、部屋を脱出する経緯を語ったシーンなんて声出して笑いました。

491:名無しのオプ
11/07/08 19:13:48.50 bNoIjlrV
そもそもメガネのツンデレ女子大生が、酔っぱらった男たちがゴシップ記者を
剣(!)で追いまわすのを、彼女もこれまた酔って大はしゃぎしてけしかけて
いるなんていうシーンは、ラノベ調のイラスト(そこだけ3等身くらいで
キャッキャと飛び跳ねてる絵)で描かれるべき代物でしょう。

ヘンに気取ってはしくじる主人公、
肩掛け水着にバスロープを羽織ったら「暴君ネロ」になっちゃう探偵、
気取ってる彼らの様子を「どっかの観光地で看板の穴からバカづら出して
写真撮影している手合いとどっこいどっこい」と描写する地の文。

492:名無しのオプ
11/07/08 19:17:51.89 bNoIjlrV
どれも一言一句がおかしくて彼らの描写を読んでいるだけで楽しいという
ラノベそのものの世界だと思うんですが。

そう、私がラノベ調で訳してほしいっていうのは、そういう地の文や会話なのです。
変に堅っ苦しい私小説調で訳してワケワカめになっていそうな文を読むと、
あー、もっとかる~く訳せば十分意図は伝わるシーンなのになあ、と思える
ことが多いのですね。
そこへ純粋に絵解きしたライトなイラストをドッと盛り込んで、と。

(すいません長文規制でコマギレ送信しかできないのでクダクダ失礼してます…)

493:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w
11/07/09 01:11:08.67 H/R7A7Tt
現時点におけるジョン作品(勿論、カーター名義含む)の出版社在庫を
確認したところ、不満はあれど創元はそれなりにがんがってくれてる感はあるが、
海外ミステリの老舗早川は・・・
オタの間では、本格御三家の一角とか言われてはいるが、
ジョンは既にアガサとは比べようもない古書店&ネット御用達作家と化している
という感を強く抱いた。

494:481
11/07/09 07:23:55.18 7rsW3loy
>>488-492
丁寧に回答してくれて有難う。
高橋留美子の例えは分かりやすかった(こちらもそういう世代なので)。
なるほどね。フラット・キャラクターの乱舞する「日常」がベースなんだと。
貴方の解説で「連続殺人事件」(この訳題、変えてくれ~)の新訳版が読みたくなったよ。

ただ、わかっていても、それをキチンと訳せるかとなると・・・
同様のことは、初期のマージェリー・アリンガムや、レオ・ブルース、エドマンド・クリスピン
なんかにも言えるよね。正直いって、どれも、翻訳は(几帳面に訳してはいるんだけども)原作の
ノリを活かしきれてはいない。
もちろん、翻訳が不可能なわけはないんで、編集者がきちんとアンテナを張って、適材をあてることが
できるか、問題はそれかもしれない。
英米のカーの人気を見るにつけ、普及の障害のひとつが翻訳なら(もひとつは、自戒の意味も込めて
言うけど、カーをマニアックに祭り上げるマニアの老害だと思う)、ここをクリアすれば、まったく違う
読者層が食いつく可能性はあるね。

ごめん、ちと興奮して長くなった。
住人諸氏、了とせよ。



495:名無しのオプ
11/07/09 13:41:51.24 qvGyG0Ez
わかり易くまとめると
カーの作品を高橋留美子にコミック化してほしい
ということだな(違う

496:名無しのオプ
11/07/09 14:21:29.25 xLwozmvl
コミカライズは、真面目に、どこかで検討してくれないかと思ってる。
でも先兵となるのは、バンコラン物がいい。
「夜歩く」とか「髑髏城」あたり。
イケメンで勝負。
バンコランのセリフの中で、ライバルとしてフェルやHMに言及させておけば、
そこからスピンオフもできるw


497:名無しのオプ
11/07/09 15:37:44.72 cJcNtgKn
バンコラン物なら魔夜峰央だな

498:488
11/07/09 16:03:51.41 PZ03aV6/
>>494
こちらのつたない、というよりグダグダな文章からちゃんと意図を読んで
いただけて感謝にたえません。
まさにその「フラット・キャラクターの乱舞する日常」そのものの楽しさが
愛読者にまず手に取らせる原動力だと思いますし、それを支えている原作の
文章そのものの「ノリ」がキモになっていると思うのです。

ただ御指摘の通り、そのノリを同じように日本語の文章に移し変えるのがとても
難しいのも(ぐだぐだ言ってる私も)実感するところです。先述のように
「帽子収集狂」の新旧の訳をとっても一長一短ありますし。
ただ、ラノベとその読まれ方を見ていると、若い読者は間違いなくこういう
「ちょっとおかしな世界の日常を、それにふさわしい文章のノリで楽しむ」
という読書をしっかり体得できていると感じられます。

カーは決して骨董品として神棚に奉られるものではなく、歩きながら食う
ハンバーガーや携帯ゲームの恋愛占いみたいに若い人も日常的に楽しめる
時代を超えた娯楽だと思っているので、誰かがガラスのコーティングを
ぶっ壊してほしいとついつい他力本願になってしまうのですね。
コミカライズも真剣にお願いしたいところです。

499:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w
11/07/10 01:00:47.24 vIkv4+AX
>英米のカーの人気を見るにつけ、
一体、いつの時代の話をしているのか不明だが、現代時点なら、
あっさりと嘘書くのはNG。

漫画化・アニメ化希望という点には俺も賛同はする。
「プレーグコートの殺人」「三つの棺」「曲った蝶番」「緑のカプセルの謎」「孔雀の羽根」・・・
絵になる作品、絵にした方がわかり易かったり、インパクトが強かったりするトリック
が多く、怪奇や笑いにも事欠かないのがジョン作品の特色。
例えば、「三つの棺」のマジカルなトリックが絵や映像で見せた方がわかり易い
のではないか。

500:名無しのオプ
11/07/10 07:43:35.94 YeWmVRqv
一昔前に有栖川とか二階堂がよく

「アメリカではいまだに大きな一般書店の棚にカーが何冊も平積みされてる。
マニアのものじゃなく面白い読み物として手に取られてるんだ」

などと言っていたものだけど、当時一番目立っていたと言われていた
「皇帝のかぎ煙草入れ」(発刊当時私も買ってきた。ほんとに目立ってたから)
が、いまだにアマゾンなんかでも売れているのには正直驚く。アメリカ人には
あれがメロドラマとしてやっぱり面白いんだろうか?

501:名無しのオプ
11/07/10 07:50:16.07 YeWmVRqv
その「皇帝」と同じシリーズとして90年代後半に続々刊行された
ケバケバしい表紙のペーパーパックの大量刊行に続いて、2000年代
初頭にまた新版が出て、そしてここ数年の新装新刊発売ラッシュ。
正月を中心にドカドカ刊行されてます。何があったんでしょうかね。
(ご存知の方いらっしゃいます?)

2008年 ユダの窓 曲がった蝶番 幻を追う男(ラジオドラマ)
2009年 三つの棺 
2010年 囁く影 黒死荘 緑のカプセル 貴婦人として 連続殺人 かくて殺人へ 
2011年 火刑法廷 (分かっている限りで。まだあるかも)

502:名無しのオプ
11/07/10 07:58:33.99 YeWmVRqv
アマゾンでは評価が高いせいか一番売れてるのは「囁く影」みたい。

私もあの煽情的な表紙(笑)は、一冊は手元に置いておきたいのだけど。

503:名無しのオプ
11/07/10 08:40:32.06 H3TjECwZ
>>501
ここ数年、カーを積極的に出してくれてる Langtail Press は、アガサ・クリスティー
の孫ジェームズ・プリチャードが始めた出版社だよ。良い本は、いつの時代も良い本だ、
がポリシー。
そこのホームページを見ると、カーの紹介コーナーに、クリスティーのカーを賞賛する
コメントが引用されてる。
お婆ちゃんが、ホントにカーを褒めていたのが、孫のカー好きにつながって、とうとう
自分でその本を出すようになった―イイハナシダナア。
いや、マジで。
ちゃんと売れてるようで何より。

504:名無しのオプ
11/07/10 11:47:31.48 YeWmVRqv
あああぁ情報ありがとうございます!
ホームページのラインナップやコラムを読んでるだけでトリップしてしまえる
古典に対する敬意溢れた素晴らしい世界ですね。
表紙画像はあのデザインで統一していたのですね。(「囁く影」の「煽情的」な表紙は
80年代のペーパーバック版の方でした、すみません)

バークリーの本なんかも派手な表紙のペーパーバックよりもこのシリーズの方が
売れているようで、本当に心強い援軍ですね。

ところでこのページを翻訳してみたらよくあることですが笑えました。
 ↓
ペストコートの殺人事件
アンドソー殺人へ
彼女は女性が死亡
彼はささやき

505:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w
11/07/10 17:03:40.46 DegtL/Zm
欧米のマーケットの大きさを考慮せずに、無闇にジョンを持ち上げては
完全NG。
あの地味~~~なクロフツでさえ、多数の作がペイパーバックで再刊された
ことがあった。
品揃えが豊富な都会の大書店なら、ジョン作品があるのはむしろ当然。
(逆に全米的に見た場合はどうかという問題になる)
周知のとおり、米では本格ミステリは完全に衰退したジャンルであり、
大局的に見れば、ジョンはマニアックな作家に過ぎないのである。

ペイパーバックならバーニングコートのエロい表紙のやつの実物を見てみたく思うている。


506:名無しのオプ
11/07/10 18:56:58.26 tpLC1lFL
有栖川有栖が「あちらの書店ではカーのペーパーバックが平積みで」と
座談会で言っていたのを「まさかぁ」と思って読んだんですが

…羨ましい…。

507:名無しのオプ
11/07/10 19:01:44.83 85TGG+yO
カーは日本では乱歩の影響が裏目に出てトリックばかりが言及されることが多いけど
実際に読んでみるとストーリーそのものが面白いんだよね。
「ビロードの悪魔」や「火よ燃えろ!」のような歴史物にその特徴がよく現れている。

508:名無しのオプ
11/07/10 19:49:04.44 IJtkpLNP
>>507
そしてその二つが、時代物であることとミステリらしい仕掛けが混然一体
になった、カー入門にも格好のお勧め品だと思う。
クリスティもそうだけど、トリックは面白いドラマを構成するための道具立て
なんだよね。読み継がれているのは、ともにストーリーテリングの腕があるから。


509:名無しのオプ
11/07/10 21:15:22.88 YeWmVRqv
日本なら少女マンガと少年マンガになるのでしょうけど、ハーレクイン式
ロマンスと、お転婆なヒロインを守る少年冒険活劇。
それが緻密な伏線と意外な犯人で彩られてるんだから、読者の裾野は
工夫次第で果てしなく広げられる!と夢みていたいものですよね。

510:名無しのオプ
11/07/10 21:25:06.65 B83JCPYr
ホームズやポアロならテレビドラマ(NHKでやってたやつ)
や映画化された作品があるけど、カーの作品はないよね?



511:名無しのオプ
11/07/10 21:27:04.13 YeWmVRqv
>>506
私はたまたま仕事でアメリカに行ったのが、ちょうどそのペーパーバック版
「皇帝」が発行されて一年程度くらいの時期だったようで、普通の書店で
メインの平棚を眺めていたらドカッと積んである濃い男女のイラストの本に
でっっかく「JOHN DICKSON CARR」「The Emperor's Snuff-Box」と書かれて
あったのを見たときは、正直わが目を疑いました、はい。

今でも旅の土産として大事に取ってありますが、まさかこんな息の長いロング
セラーとして国内で同じものが買える日が来るとは思っていませんでした…。

512:名無しのオプ
11/07/11 00:01:57.85 jBG75XrH
「ニューゲイトの花嫁」のヒロインなんかツンデレだし。

513:名無しのオプ
11/07/11 00:07:42.43 jBG75XrH
>>507
カーは密室ものばかり書いているという評判だったけど
実際読んでみると意外と密室は多くない。
変だと思ったら乱歩が「カー問答」の中で足跡トリックなんかまで
〝準密室〟と呼んでいたという事実を知った。
乱歩自身は「カーは密室物の大家」という形で売り出そうとしたんだろうけど
それが逆に読者を敬遠させる結果になったのかなあ。

514:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w
11/07/11 12:46:20.25 xXHT/fCq
>>511
だから大都市の書店でしょって(w
レアケースを一般化してはNG。
グローバルに見れば、ジョンはアガサとは比べようもないマイナー作家という事実は
否定出来ない。
だが、これが悪いのではなく、だからこそ愛おしくもある。
漫画・アニメ文化が成熟した本邦では、いかに活字ぎっしりとは言え、
「売る」チャンスはあるのではないか。
彼氏の作は正に字で描いた漫画・アニメ的側面があるし。


515:名無しのオプ
11/07/11 16:02:59.26 IM0O583H
書斎が正しい。
大都市をスタンダードにモノを考えるのは間違いだな。

516:名無しのオプ
11/07/11 17:26:24.45 n7L2SptK
>>506 >>511
ヨーロッパの本屋のミステリ・コーナーを覗くと、と言っても、俺が足を
運んだのはイギリスとドイツだけだけど、カーが普通に読まれてるのが実感できる
よ。
でもって、同じように売れてて人気がありそうなのが、エドガー・ウォーレス(笑)。
日本じゃ考えられないでしょ。
結局、オールド・ファッションな大衆小説として受け入れられてるんだと思う。
エラリー・クイーンは、見かけなかった。日本におけるカーみたいに、マニア
が地道に語りついでるんだとは思うけど。

517:名無しのオプ
11/07/11 17:33:14.01 fTkaCH+Z
そういえばイギリスの空港で普通にカーが置いてあって驚いたことあった。

518:名無しのオプ
11/07/11 19:39:45.33 LA8vRyQx
ヴァン・ダインやクイーンを今だ出版してるのは日本ぐらいだろうな

519:名無しのオプ
11/07/11 20:19:40.94 HkhmWT+x
んなこたぁない
URLリンク(www.amazon.co.jp)

520:名無しのオプ
11/07/11 20:41:08.49 jfK0+Rc0
usのamazonだとS. S. Van Dineで214件ひっかかるね

で、Philo Vance Murder Casesってシリーズが今最新が2010年11月でドラゴンとカジノまで出てる様子。
なお、Kindleだと12編まるまるで9ドルw

521:名無しのオプ
11/07/11 21:31:25.43 9Mm9fG0c
何故にカー作品はドラマ化されないんだ?

522:名無しのオプ
11/07/11 21:42:56.11 1kRoxksc
海外事情を知らない人ほど「○○なのは日本くらい」と言いたがるのはまあ
古来のお約束ではありますが、Langtailじゃなくてもまだ手に入る古典が
ちゃんとあるものなんですね。

まあ米英のカーは別格に近い所にいるのでしょうけど、特にあの「皇帝」は
なぜか売れ続けているみたいですね。同じ時期のシリーズとしては「ニューゲイトの
花嫁」がずうっと下位にランクインしてはいますけど、どうも他を圧して長く
売れ続けているみたいです。何かアメリカ人のキャッチーな部分に引っ掛かって
いるのかも知れませんw

523:名無しのオプ
11/07/11 21:52:24.99 1kRoxksc
>>513
乱歩がカー問答なんかでカーを推していた時代は、「なんでもクイーンとロスは
同一人物だったらしいぞ」となどと言われ始めたという、日本の作家にはファイロ・
バンス物の影響が一番強かった時代でしたからね。
俗悪読み物のレッテルを貼られていた探偵小説のステータスを上げたいと皆が
ジリジリしていた部分もあった頃に、しかし「稚気」だの「非常識」だのという
部分にも愛着がある乱歩が、発端から展開まで稚気の塊みたいなカーを「日本人も
こういうバカバカしさをもっと追究してもいいんじゃないか」という感じで
推したのも、また受けが悪かったり、あるいはトリック一辺倒・密室一辺倒と
ヘンな教祖扱いで捕えてしまう単純な人がいたのも無理はないと思うのですよ。

524:名無しのオプ
11/07/11 22:04:20.66 1kRoxksc
乱歩とすれば「こういう見方だってありでしょ」という感じで推した部分が
あったと思うのですけれど、たぶん当時のマニアもまさかあんなヘンな
味の作家だとは思っていなかったと思いますよw

そして乱歩の言葉を半端に鵜呑みにしてしまった人が多いというんで、後に
松田さんがそれを訂正しようとしてストーリーテリングやロマンスを強調すると
今度はその松田さんの言葉を丸呑みしてコピペして回るという困った人も出てきて
しまうわけで堂々巡りになる。
(例の某氏の本なんて、「人物の描き分けができていない」「ルービンの壺」
などと語彙までまるっきり松田版カー問答の焼き直しだったわけですし)

525:名無しのオプ
11/07/11 22:06:13.44 1kRoxksc
でも乱歩や横溝なんかは、「帽子収集狂」のトンチキな味を一発で見抜き、
「死者はよみがえる」みたいなタチの悪い作品をイヒイヒ喜んでるという
偏っていたというよりは現代の世代の読者がやっと理解できてきた感覚を
早くから感得していたと言っていい人達ですからね。

トリックやオカルト趣味みたいな「パーツ」ばかりでないカーのヘンな味わいを
醸し出す「世界作り」の芸を読んですぐに見抜いていた人達はやっぱり偉大では
あったんだなあと思います。

後は我々がそれをどう消化するかということじゃないかと。
それが大変なんでしょうけどね。

526:名無しのオプ
11/07/11 22:49:43.21 HkhmWT+x
『三つの棺』17刷を入手したんだけど、175頁5行目、338頁9行目もメル欄なんじゃないの?
ここは、173頁16行目に対応してるわけだから。

527:名無しのオプ
11/07/12 07:43:36.76 UrVHPBIM
そうなんだあ。
やっぱり、「新訳版」を出さないと駄目ってことかな。
あるいは、例の部分は正確に訳しているという、村崎敏郎訳のポケミス
を復刊w するとか。

528:名無しのオプ
11/07/12 09:42:16.11 eDGxB97u
UKアマゾンで一番売れてるのが「火刑法廷」だね。
USアマゾンでは「黒死荘」がただ一人のレビュアーに「話は疑似オカルトと
密室殺人事件のごたまぜ。 カーの中でもいちばん頭悪い密室」などとボロクソ
言われててワロタ。
あとUSではなぜかラジオドラマ集「幻を追う男」(Speak of the Devil)がいつも
そこそこいい所につけている。

それと92年のドラマ「Treacherous Crossing」って何のことだろうと思ったら
「アトランティック殺人事件」のことだったのか。日本だとDangerous Crossing (1953年)
よりは有名だと思うけど、UKじゃDangerous Crossingの方が大きく扱われてるね。

529:名無しのオプ
11/07/12 10:18:58.09 eDGxB97u
こんなのもあったねえ

■土曜ワイド劇場「窓の中の殺人~離婚した女・嫌いな前夫が私を犯す…」

キー局 ANB  放送曜日 1983/12/10 21:02-22:51 
出演 いしだあゆみ 関口宏 中尾彬 谷隼人 高田敏江
脚本 須川 栄三
演出 井上 芳夫
原作 ディクスン・カー
制作会社 国際放映・ANB  局系列 ANN

「婚約者の父が殺された。そして、奈美(いしだあゆみ)は、重要参考人として
警察に呼ばれた。殺人発生時刻、奈美には完璧なアリバイがあったが、奈美は
それを話せない。なぜならその時、奈美は執拗に復縁を迫る前夫(中尾彬)と
いっしょにいたのだ。婚約者に前夫のことを知られたくない奈美が窮地に
立たされていく。奈美と前夫が見ている目の前の家の窓ごしに殺人を目撃
するというオープニングで一挙に引き込まれる」

530:名無しのオプ
11/07/12 10:50:00.79 1l71pH6Z
「アトランティック殺人事件」、気にはなってるんだけど、訳題で萎えるなあ。
土曜ワイドぐらい、あざとい奴にしてくれれば、それはそれでおkなんだが。
ドラマで見たいのは、BBC-TVでやったっていう「ユダの窓」。
いっそリーガルものに偽装してw 新作でやってくれ。

531:名無しのオプ
11/07/12 20:09:24.48 EFhH9N0p
>>527 それが村崎訳も前の方はメル欄になってて、前後で一致していないんで…

532:名無しのオプ
11/07/12 20:52:33.46 f6IXsvU2
>>528
買ってるの日本人ばっかりじゃねーの?



533:名無しのオプ
11/07/12 22:39:31.54 dc21JU2R
アメリカのペーパーバックのラインナップなんて、絶対日本人じゃ
買わないようなものばっかりだよww

>>530
IMdb(インターネット・ムービーテータペース)でカー関連の映画・
ドラマを調べると名前を打ち込むだけでこんだけ出てくる。
URLリンク(www.imdb.com)

「ユダの窓」のデータはこちら。ヘンリ卿を演じたデビット・ホーンって
オリビエやモンローなんかと共演していたんだね。
URLリンク(www.imdb.com)

534:530
11/07/13 06:31:29.22 802uDdh7
>>533
うわ~、そんなデータベースがあったんだ。重宝するわ。
教えてくれて有難う!


535:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w
11/07/13 23:54:17.98 bcWcCfRq
ジョンオタによる馴れ合いが始まっているようだが(w
>ヨーロッパの本屋のミステリ・コーナーを覗くと、と言っても、俺が足を
>運んだのはイギリスとドイツだけだけど
はて、この2国を国中廻ってみたとか?
所詮、日本人が行くような大都市の書店中心の話という感あり。
そして書籍の巨大マーケットであるジョン出生の地米国の事情は?
(1)欧米の書籍マーケットの大きさ
(2)大都市の書店の特殊性(在庫豊富)
これらをスルーして語るから、「ジョンは欧米でもメジャーな作家」という
奇妙奇天烈な論と相成る次第である(w

536:名無しのオプ
11/07/14 03:00:07.25 W6ngX83G
単価の安いペーパーバックが出てるって時点で、ある程度の部数が見込める作家だということ。
日本で言えば、「大ロマンの復活」以降に文庫化“も”された作家ぐらいの人気・売れ行きはあるってことだ。

537:名無しのオプ
11/07/14 09:30:04.18 c+BXGDFw
NGにされている書き込みはよく分からないから具体的な話題を振っていただくと
ありがたいかも知れませんよ。

カーの海外、特にアメリカの出版状況については色々指摘されているように
90年代半ば、00年代はじめと二度の大ブームがあって、その都度
新しい装丁のシリーズが刊行されていますね。
むかしはミステリ愛好家といっても、海外の事情は契約している出版社や
交友関係のあるマニア経由でしかつかめないのが現実だったのでしょうけど、
いまやリアルタイムに出版状況、販売状況もつかめるありがたい時代。
わずかな風の噂を元に「海外ではカーなんて読んでいる人間はいないんだろうな」と
妄想していた時代がこの十年程度であっという間に吹き飛びましたね。

海外渡航が夢でしかなくて、ムダに外国というものにロマンを抱いていた時代も
それはそれで愛しいものですが、やはりありがたいと言いたくなりますね。

538:名無しのオプ
11/07/14 11:03:26.75 dIT8mgc1
特にインターネットによる本の販売が定着した今現在
大都市部の書店かどうかなんて関係なくなってきていますしね。
むしろこれにイチャモンつけている人にこそいったいどんな調査をしたのか聞きたいものです。

539:名無しのオプ
11/07/14 13:41:02.53 jcf8iM+D
>>538
聞かなくていいよぉ。

>>537
フランスは、ラクルブが頑張ってくれてるよね。
カー全集なんて、日本でも実現したことないのに。
アメリカも含めて若いファンの反応が、まだまだ密室やトリックにこだわりすぎ
てる気はするけど、最初はどうしてもそうなるからね。
「皇帝のかぎ煙草入れ」が読み継がれているというのは、その意味では安心材料
かなw

540:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w
11/07/15 01:09:13.37 eMPGobAY
おい、おい、肝心要の
>欧米の書籍マーケットの大きさ
これを無視しちゃいかんだろ(w
まさか、キング、クライトン級の作家とか言い出す気とか?

541:名無しのオプ
11/07/15 08:18:22.32 1GPBK8AI
「皇帝のかぎ煙草入れ」は乱歩の影響で日本でだけ語られてる、なんて
よく言われていたものだけど、アメリカのあの売れ方を見ていると、
やっぱり普通の読書家にとってすっと入りやすいというのはどこでも
同じなのかもね。海外ではあの作品とクリスティとの関係なんて、
大して語られてはいないだろうし。

思えばかの地で初めてあの表紙を見たときからもう15年か。
ネットでいまだに同じ表紙を見続けているのはやっぱり感慨深いな。

542:名無しのオプ
11/07/15 10:12:52.96 vL8lXOu0
「かぎ煙草入れ」は、「いつか、完璧に日常的な状況を設定し、そこで
君の独創性を発揮してみたらどうだろう」というハミッシュ・ハミルトン
(イギリスの版元の社長ね)の以前のアドバイスに対する、回答にもなっ
てるか。
そしてそれが(発表当時からいまにいたるまで)マニア限定で無く売れるんだと。
(逆にマニアはカーらしくないとか言うw)
でもカーとしては、その方向性では行きたくなかったんだろうね。
しかし、ここから「毒殺魔」(現「死が二人をわかつまで」)「囁く影」という
連打は凄いなあ。ストーリー・テラーとしてまさにクリスティ級。

543:名無しのオプ
11/07/15 18:32:49.59 1GPBK8AI
「日常的な状況」の中で「独創性を発揮して」みたら「火刑法廷」になっちゃった、
というのが30年代のカーの暴走するリビドーなら、「連続」「貴婦人」「爬虫類館」から
さらに上記の作品をつるべ打ちした、落ち着いて物語を語る40年代のカーの
枯れた味(笑)も素晴らしいですね。
「囁く影」なんかはもっと吸血鬼幻想をこれでもかと押してくれればいいのにと
こちらが思ってしまうほど、枯淡の筆致になっていますものね。

最もそういういい大人に落ち着いていられなくなって、時代を過去に移して
チャンバラを始めてしまうのがカーなのですがw
世界でいまだに読み継がれているのは、男っていうのは本質的に「ガキ」で
あり続けたいと願う人間がどの民族にもいるからかもしれませんねw

544:カムバック少年でつまつマン ◆Ll9UkTCzt.lA
11/07/15 22:27:21.12 o7bbCV/K
あの・・・インターネットによる本の販売が定着したといって
町の本屋さんをディスゆのはちょっと・・
やっぱり自分で足を運んで手に取ゆ愉しさは何物にも代え難いでつし
パソコンの前だけですべてを知ったふうにマーケットを語ゆのはちょっと・・
カーは欧米でもメジャーという主張はさすがに・・ファン心理としてわかやなくもないけど・・


545:名無しのオプ
11/07/15 22:47:28.36 BLHbJ1x5
>インターネットによる本の販売が定着したといって
定着してて、そこである程度の需要があるなら語れるんじゃないの?
メジャーの定義にもよるけど「欧米でカーはメジャー」って誰が言い出したの?
世の中には「メジャーな作家」と「忘れられた作家」しかいないと思ってる馬鹿の言い訳は真に受けなくていいよ

546:名無しのオプ
11/07/15 22:50:58.70 5hjF1kLV
日本人が思ってたよりはカーは読まれていたって
ことでOK ?
そりゃキングほど売れてないのは当然だけど

547:名無しのオプ
11/07/15 22:52:53.84 d8+4jLLc
「貴婦人として死す」を再読。失踪の「段取りトリック」と意外といえば
意外な犯人。やはり佳作であることを確認。ベスト3には入らないが、
ベスト10には推せる作品だった。早期の復刊を望みたいね。

548:カムバック少年でつまつマン ◆Ll9UkTCzt.lA
11/07/15 22:55:08.01 o7bbCV/K
日本人が思ってたよりはというのは抽象的過ぎてちょっと・・(/_;)

549:名無しのオプ
11/07/15 23:01:38.73 d8+4jLLc
引き潮の魔女も是非、復刊を。

550:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w
11/07/15 23:09:07.31 T8+lCoUE
>世界でいまだに読み継がれているのは
贔屓の引き倒しちゅーか、遂に自爆。
しかし、「世界」とは大きく出たものである。
国別あるいは地域別に要説明ですな。
E・D・ホックのような職人作家が、長年に渡り殆ど短編だけ書いて食って
ゆけるほどの巨大マーケットが存する以上、ジョン作品が復刊され、
そこそこマニアック(欧米のマーケットの大きさから見た評価)なファンに支持
されるってのは有りでしょ。
結局はその程度の話である。

551:名無しのオプ
11/07/15 23:09:15.35 BLHbJ1x5
>>546
×日本人が思ってたより
〇馬鹿が妄想で決め付けてたより

552:名無しのオプ
11/07/15 23:09:29.79 Cbs8x1Cg
>>545
君が相手しているのは、君の言う「馬鹿」の別回線。
相手にしてやる価値なんか全くないよ。

553:名無しのオプ
11/07/15 23:13:53.67 Cbs8x1Cg
>>546
というより何も知らないくせに「忘れ去られた作家」とほざいていた馬鹿が一匹いただけ。
しかもその馬鹿は超メジャーでなければ忘れられた作家だとでも言いたげな噛みつき方をしているような奴だから。

554:名無しのオプ
11/07/15 23:52:17.83 9xD205g5
クリスティスレで「ナイルなんて映画がヒットしたわけでもないのに
なんで日本で人気があるんだ」とバカを晒して、日ごろ自分が大ヒット
大ヒットと騒いでいた犬神家の一族の五割増しの大ヒットだったと
データをつきつけられたら「歴史的に見たら大ヒットとは言えない」
とそれ以前に「きっとこう言いだすぞ」と言われていた通りの書き込みを
して爆笑された大バカ、無知文盲のきわめつけ・書斎。

ほんとに小学生並みの考え方しかできないこんなアホはほっときましょう。
このスレもとても有意義な書き込みが現にいくつもなされてるんだから。

555:名無しのオプ
11/07/16 00:02:39.55 b2B9Nuxa
NGワード外してみたら書斎は「カーは忘れ去られた作家」から
いつの間にか「カーはマイナー作家」に主張を変えているんだね。

でもこのスレじゃだれ一人して「カーはメジャーな作家」だとは言っていないから
反論ではなくただのイチャモンでしかない。
これこそ典型的な自爆だなw

556:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w
11/07/16 01:23:50.17 80eV0RNq
>>555
おい、おい、この点の説明を詳細に頼むぜよ(w
>世界でいまだに読み継がれている

>カーは忘れ去られた作家
欧米のミステリファンでさえこの時代はあるし、現代も一般的には正解でしょ。

557:名無しのオプ
11/07/16 07:46:10.82 YSC9T59Z
>>547
ああ、「貴婦人として死す」がいま切れてたんだ。
評価は高いから、「新訳」の対象には、早晩なるだろうね。
あれをカーのベスト3に推してた千街某あたりが、解説担当かな?
個人的には、クリスティへのアンサーソングとして、とても好き。

>>549
「引き潮の魔女」、読んだ?
評判は悪いけど、あの作中トリックには愛着があるんだ。大胆で笑える。
これは復刊の可能性、低いだろうなあ。
できれば「好事家のためのノート」をつけた完全版で読み返したいんだけ
どね。

558:名無しのオプ
11/07/16 09:33:43.60 R8H7WUxl
新訳は訳文の問題もあるんだろうけど、基本的に活字で組んだ版を
データで組んだ版に根本から置き換える作業を、出版社側の総体として
実行しなきゃいけなくなってることから来てるんだろうね。
ハヤカワも動き出したら速いだろうから、いくつもの作品が新訳新装丁で
発刊されることになるのか。

懐かしい訳文や解説が片っ端から消えていくことになるんだろうけど
これも時代の流れ、仕方ないのかもね。
欧米でこれだけ新版が次々発刊されているのに、カーマニアのある意味
聖地たる(笑)日本が遅れをとっていてはいかんからなw

559:名無しのオプ
11/07/16 09:49:02.90 e1rC3SX/
>>555
NGワードについてまとめるとそういうことになるね。
メジャーであろうとマイナーであろうと世界で今でも読まれているのは間違いないのだから。
(ひょっとすると「世界と言うからにはアフリカの小国でも読まれている証拠を」と言い出したりしてw)
論旨の破綻しているバカは放ってこう。

>>558
ハヤカワの場合、文庫の判型まで変えてしまっているから
バランスをとるために活字の組み方まで変えなければいけないからね。

560:名無しのオプ
11/07/16 11:08:52.01 k2ZYfJYo
本当は全部創元で出して欲しいんだけどね。
ハヤカワはクリスティだけでいいじゃん。


561:名無しのオプ
11/07/16 13:25:35.24 zY9VQGhH
一度発生した翻訳権は著者の死後50年有効だから、
ハヤカワの代わりに余所が出すのなら、そちらが翻訳権料を払わないとならない。
創元が改訳するのは、翻訳権料を払わずに済む作品だけだろう。

562:名無しのオプ
11/07/16 15:50:20.62 R8H7WUxl
しかし話題がループして申し訳ないが、エドガー・ウォーレスが売れている
国があってもあまり驚かないんだが、アメリカでカーが「一般のエンタメ作家」
としてフツーの読者層に売れているというのがどうにも分かりにくいんだよな。

誰もが口を揃えているけど、90年代半ばの「皇帝」は、日本で言う創元や
ハヤカワのコーナーに置かれていたんじゃなくて、今で言えばもしドラだの
謎解きだのニッポンの嵐、いやマネー避難とか原発のウソとか、そういう本と
一緒に店頭近くに平積みされてる感覚だったんだから、当時はそりゃ驚いたよ。
ほんとに「オールドファッションな、でも今読んでも面白い大衆小説」として
普通に読まれているんだよね。ほんとどういう所から入ってくるんだろう。

そうそう、集英社文庫の「なつイチ」がさらなる開き直りを見せて凄いんだけど、
「奇岩城」の表紙なんかワタシの理想とする「ラノベ版・カー選集」そのもの。
漱石谷崎太宰柳田なんかの大人しめな弾けっぷりもいいんだけど、こうなったら
ラノベ版カーも誰か突き進んでくれと思わずにいられないというw

563:カムバック少年でつまつマン ◆Ll9UkTCzt.lA
11/07/16 16:13:46.07 nDApy+De
えっハヤカワで?
クリスティ文庫みたいに全部出まつの?
需要あゆのかなぁ・・・

564:名無しのオプ
11/07/16 16:29:59.81 9tf8slVg
「引き潮の魔女」のトリックは秀逸。「魔女が笑う夜」とともに、
トンデモ2大トリック。これがあるからカーキチはやめられない。

565:名無しのオプ
11/07/16 17:24:54.49 EuL+X6o7
>>562
>誰もが口を揃えてるけど~

気もちはわかるが、「感覚」のたとえが、行き過ぎだよ。馬鹿に突っ込ませたい
わけじゃないだろ。
あくまで「客観的」に、「皇帝のかぎ煙草入れ」は、各社の文庫(角川、新潮、
講談社、旺文社(ナツカシス))で読める海外ミステリのスタンダード・ナンバー
だった、「当時はそりゃ驚いたよ」くらいにしておいてくれ。

566:名無しのオプ
11/07/16 17:34:07.12 EuL+X6o7
>>564
あまり煽ると、期待しすぎた未来の読者の反動が怖いよ。
「引き潮の魔女」に関しては、ツッコミどころのあるトリックを別にすれば、
作品として見るべきものはあまりない(時代ミステリとしては生彩がない)
から。
そのあとの「ロンドン橋が落ちる」なんかにくらべたら、まだマシだけどね。

567:名無しのオプ
11/07/16 17:38:57.46 e1rC3SX/
>>562
それこそ途切れることなく読み継がれているからじゃないのかな?
一時期忘れられていたが突然リバイバルした、というよりも
そちらのほうがよっぽどあり得る。

あと角川文庫の漱石カバーをわたせせいぞうが描いたことに違和感持った世代としては
集英社文庫のカバーはちょっとw
しかしこちらの漱石は藤崎竜か、あれはまだ許せるほうだな。




「草枕」ではなく「坊っちゃん」のカバーを太公望と妲己ちゃんばりに描かれなくて良かったw

568:名無しのオプ
11/07/16 19:21:47.38 9tf8slVg
いやぁ、煽りでははく本当に秀逸なトリックだと思うんだけど。
まぁ、早く2冊とも復刊してほしいものだ。俺のもっている
「貴婦人として死す」は90年の第二刷だから、もう20年か。

569:名無しのオプ
11/07/16 19:51:58.58 R2PSrK35
>>565
おいおい、>>562の言ってるのは95年に
アメリカで発行されたペーパーバックの
皇帝の嗅ぎタバコ入れのことだろ。
いろんな作家がミステリとしてじゃなく
一般の棚に平積みになってたと語ってる。
信用していいんじゃないのか。

570:名無しのオプ
11/07/16 21:09:48.28 V8gwoC7J
>「草枕」ではなく「坊っちゃん」のカバーを太公望と妲己ちゃんばりに描かれなくて良かったw

スレ違いだが「彼岸過迄」の敬太郎と須永と千代子を書いてくれええと思う。
それこそ太公望と聞仲と妲己でも許す!

571:565
11/07/17 07:45:22.22 ELj/hv/o
>>569
ああ、こっちの誤解だった。面目ない。
>>562にも、不愉快な思いをさせたようなら、申し訳ない。

おそらく562は、「子供っぽいカー」を愛してるんだよね。だから、向こうでの
Emperor 人気が、釈然としないんじゃないか。「大人のカー」だもんね、これ。
クイーンの「災厄の町」の人気のようなもの、と考えたらどうだろう?


572:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w
11/07/17 10:11:41.41 sQ41rCeJ
相変わらず馴れ合いで進行しているようだが、
カーマニアとしては、肝心要のお膝元のジョン作品出版退潮傾向をもっと
深刻に受けとめるべし。
在庫状況を見ると、創元はそこそこ頑張ってくれているが、
早川が悲惨な状況。80年代にマイナーなジョン作品までガンガン出していた時代
がまるで嘘のようだ・・・翻訳出版不況の昨今の情勢もあって、
既に「ジョンは売れない」と見ているのか。

573:名無しのオプ
11/07/17 12:31:37.66 Oyc/2zY6
独占翻訳権ってうざいな

574:名無しのオプ
11/07/17 14:25:04.61 Jvy2Mpqy
早川が契約期間を了えて放置したままなら、余所が新たに再契約して出すことも可能だけど、
それでも翻訳権料は支払わないとならない。

575:名無しのオプ
11/07/17 15:43:15.42 NTtIERTS
「三つの棺」とか「火刑法廷」、「ユダの窓」あたりを早川が手放す
ことはないだろうけど、作品によっては、創元に交渉の余地があるんじゃ
ないかなあ。
問題は、そこまでしてカーをやりたい、と思ってくれるかだけど。
創元の予告に「蝋人形館」があったから・・・「四つの兇器」をなんとかして、
バンコランをまとめるとかw ついでに「毒のたわむれ」も。
小さなことからコツコツやって、環境を作っていってほしい。

576:名無しのオプ
11/07/17 16:50:42.75 Jvy2Mpqy
>>575
『毒のたわむれ』『四つの凶器』は翻訳権の対象外。
カー名義なら、~『死が二人を別つまで』=『毒殺魔』、
ディクスン名義なら、~『青銅ランプの呪い』は概ね対象外
(例外は、ポケ・ミス最初期=100番代くらいのもののみ不可)。

577:名無しのオプ
11/07/17 17:44:23.38 tzGsNo04
>>571
562です。いえいえ、歴然とこちらの書き方がおかしいので誤解ではなく
そうお取りになっても当然かと。こちらこそすみません。>>569様にも
お礼申し上げます。
とにかくこのスレで色々なことが見えて浮かれていました。フランスの
カーのものすごい出版状況なんて初めて知りましたし。ドイツなんかじゃ
例のプリチャードが発刊した英語版を読んで済ませている人も多いみたい
なのに、フランスは頑としてフランス語版ですもんね。

578:名無しのオプ
11/07/17 17:50:09.65 tzGsNo04
それでもドイツでも2000年代以降も新刊が出てますけどね。比較的近年に
発行されているのが「髑髏城」とか「五つの箱の死」だったりするのが
個人的には可笑しいのですけど。

ハヤカワの権利委譲や他社での新訳発行について、その後の情報を耳に入れて
いないのですけど、少なくとも創元が新訳をどんどん進めているのはハッキリ
しているわけですけど、三角版「帽子」の売れ行きはどうだったのでしょうね?
なんかアマゾンとか見てる限りではそんなに弾けているようにも見えないの
ですが、とにかく早く「黒死荘」を読みたいものなのです。

579:名無しのオプ
11/07/17 22:18:50.52 qEvA0Jv7
カーなんて忘れられた作家だわな。ヲタしか読まないし知らない。

580:カムバック少年でつまつマン ◆Ll9UkTCzt.lA
11/07/17 23:03:22.88 /ETObQwK
カーを読んでゆ人、僕は尊敬しておりまつのよ
メジャーな作家さんざないでつし、そういう作家さんが好きなんて凄いなぁって
でも・・なんと言いまそう・・時々、皆さんの見栄・・というものが見え隠れしまつ・・
カーが好きなあまり、木を見て森が見えなくなってゆような・・
カーはゴダールやヴィスコンティざないと認識してくだたい
フリードキンやソダーバーグでもかなり立派なんでつよ?
ミステリ界でカーは十分評価されていゆんでつかや、それ以上の評価を求めゆのは見苦しいでつ(/_;)


581:名無しのオプ
11/07/17 23:09:21.37 b1Hp+60x
>>577
>フランスは頑としてフランス語版ですもんね。

そりゃ英語で話しかけられたらそれが理解できても
絶対にフランス語で答えるというお国柄ですからね。

582:名無しのオプ
11/07/17 23:24:32.86 M+bkrT4K
>メジャーな作家さんざないでつし、そういう作家さんが好きなんて凄いなぁって
「メジャーじゃない作家を好きなのは凄い」か、目から鱗だったよ
凄いも何も、まず自分が好きかどうかで読んでいてメジャーかそうでないかなんて
全然関係無かったからそんな発想は無かったよ


583:名無しのオプ
11/07/17 23:33:05.53 b1Hp+60x
>>582
そいつは荒らし(書なんとか)の分身だから無視してくれ。

584:名無しのオプ
11/07/17 23:47:04.14 M+bkrT4K
>>583 成る程、すまんかった
ただ好きになるもの、人が好きになったものを評価する基準が人気の有無、
ってのにびっくりしたんだ

585:カムバック少年でつまつマン ◆Ll9UkTCzt.lA
11/07/17 23:50:40.10 /ETObQwK
またまたぁ ニヒルに無理しさってぇ^^
これだけ作家の評価や人気を気にすゆ人達もそういまてんよぉ


586:名無しのオプ
11/07/17 23:55:46.67 b1Hp+60x
>>584
でも世の中ベストセラーになった等、話題になった本しか読まないという人間は結構いますよ。
俺の実姉がまさにそれ…

587:名無しのオプ
11/07/17 23:57:28.60 kJbXM8Um
>>586
横からすいませんがまだ読むだけいいですよ
本が売れない売れないって言われてる世の中ですから

588:名無しのオプ
11/07/17 23:58:54.97 M+bkrT4K
>>586 自分にはよくわからん感覚だな
知るきっかけになってその作家のファンになるとかならわかるんだが

589:カムバック少年でつまつマン ◆Ll9UkTCzt.lA
11/07/18 00:29:38.04 ysQ75t1v
それは洞察力が足りないかやでつよ
メジャーかそうでないか、話題になったかなやないかで
読む本を決めゆ人はたくさんいゆんでつ
自分にわかやない感覚だと告白すゆのは実に恥ずべき事でつよ
読書スタイルは多種多様なのが当たり前なんでつかや
言ってもわかやないだようなぁ

590:名無しのオプ
11/07/18 00:34:05.35 6uTfXP5N
メジャーマイナー
売れる売れない
でしか語れない
それが書斎=でつまつ

低レベルなゴミは相手にするだけ無駄ということですよ。

591:カムバック少年でつまつマン ◆Ll9UkTCzt.lA
11/07/18 01:13:00.34 ysQ75t1v
社会に出てみなたい
マーケットに於いて売れゆ売れないという事が
いかに大きい事かわかりまつよ


592:カムバック少年でつまつマン ◆Ll9UkTCzt.lA
11/07/18 01:25:06.37 ysQ75t1v
あなた達も資本主義国家の一員なや売れゆ事の意義と重要性を知りなたい!!!

593:名無しのオプ
11/07/18 01:31:03.67 LwiO3JVU
>>590 だから平気で凄いとか言っちゃうんでしょうね
どれを読むか、どれを好きかなんて人それぞれなのに
優劣をつけて平然としていられる

594:名無しのオプ
11/07/18 04:26:22.80 4d85U+fX
>>578 『帽子~』は『樽』なんかと同様、98年に新訳が集英社文庫でも出てたし、
田中西二郎訳だって、昔、新潮文庫で出てた宇野利泰訳だって、ちゃんとした訳だったから、
あえて買い直そうという人は少なかったんじゃないでしょうかね。

595:続き
11/07/18 04:27:55.56 4d85U+fX
>>594
その意味では >>565 さんが各社の既刊を挙げている『皇帝の~』も売れ行き的には期待できないのでは?
(創元自体最近煽り帯をつけて増刷してたはず)
ここらへんは、現場となった土地の地図とか、これまでの読み方を覆す画期的な解説とか(もしあればの話ですが)とかで、
過去の刊本と差別化を図らないと営業的に苦しいかと思われます
(創元社の意図が、放っておいてもある程度は売れるロングセラーのアップトゥデイトだけであれば構いませんが)。

596:続き
11/07/18 04:29:28.77 4d85U+fX
>>595
逆に『黒死荘』の方は、カーが亡くなった直後に2社(講談社と早川)から出た文庫版の訳が、
それぞれの意味で?でしたから、売れ行きを測るバロメーターとしては、こちらでしょう。
乱歩や横溝の誉め言葉ぐらいは帯につくのかもしれませんし。

(長文、失礼しました)

597:名無しのオプ
11/07/18 05:11:43.08 SdEIIvHa
前に書いたものだが、復刊あるのであれば
1.貴婦人として死す
2.引き潮の魔女
3.ハイチムニー荘の醜聞
を推したい


598:名無しのオプ
11/07/18 10:36:25.20 cJHuXi9g
確かに創元の田中氏訳の「帽子」は、単語レベルで若い人が理解しにくい
漢字熟語はあるけれどセンスそのものはとても若くてあまり読みにくいと
感じませんでしたね。うちの近所の書店でもいつも買える人気作wでしたし、
新訳が出たからと言って誰もが飛びつくものではなかったかもしれませんね。
「黒死荘」がバロメーターになるというのは怖くもあるし期待もできますね。

一方のハヤカワは「火刑法廷」からスタートするというのがよく分からないと
言うか…一時期本当に火刑・棺・ユダの3点売りしかする気がないみたいな時期が
あって、ついつい古本屋を喜ばせる買い物に走っていたものでしたw
ポケミスの「ロンドン橋が落ちる」「九つの答え」「四つの兇器」なんかも
訳によっては面白がってもらえると思うんですが。「バトラー弁護に立つ」は
まあいいと思いますけどw でもあの訳で終わりにされては気の毒という気も…。

599:名無しのオプ
11/07/18 14:27:27.87 Gr+Jf11M
>>596
確かに「黒死荘」がキーかも知れない。
帯の推薦文の件だけど、乱歩や正史でピクリとする層より、たとえば
桜庭一樹や米沢穂信の推薦で反応するような層を狙ったほうが、今後に
つながるような気がする。

>>598
でました「バトラー弁護に立つ」。面白いよねえ。あの緩急自在の話芸。
アレをよんで、う~ん、密室トリックがイマイチでは・・・とか言っても
しょうがないw イキのいい新訳版を期待。

600:599
11/07/18 14:31:14.65 Gr+Jf11M
変換ミスった。
×米沢
○米澤
ね。穂信ファンの人、スマヌ。

601:名無しのオプ
11/07/18 19:30:06.97 H47xeev1
カーのトリックって、辻褄が合っているようで、現実性がないね

左脇の下に固い物を挟んでおくと、
左腕の脈が止まって死んだフリができるとか。



602:名無しのオプ
11/07/18 19:43:11.05 VcA0A5Yo
>>601
なにもわざわざアレを引き合いに出さなくてもw
「銀色のカーテン」とか「めくら頭巾」とか、もっといいのがあるのに。

ちなみにアレもね、めまぐるしい展開は悪くないでしょ。落としどころは
バカだけど(でもさ、カーのことだから、あのトリック、「実験」してみた
と思うんだよねwww)

603:名無しのオプ
11/07/18 22:20:46.05 SdEIIvHa
「猫と鼠の殺人」もひっくり返ったけど、バカバカしくて
おもしろかった。

604:名無しのオプ
11/07/18 22:46:56.96 /Ls1QxRq
>>602
メール欄におかしな言葉入れる奴も荒らしですよ。
馬当人ではないようですけど、馬に対してよくレスつけています。

605:名無しのオプ
11/07/18 23:26:10.23 /K1zJuhI
>>604
了解。話題そらしの布石か。
油断も隙もないなあ。

606:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w
11/07/20 21:11:28.44 fyVfUAiH
出版在庫状況を見る限り、早川は特に歴史ミステリに関しては完全に「売れない」と
見ているようだね。まあ、残念だがこれは正しいかも。
ジョンが書くネタや人物が日本人には馴染がなくマニアック過ぎるし。
「喉切り隊長」「ニューゲイトの花嫁」等は、ミステリとしても面白い部分があり。
ジョンらしいはじけた作なんだが。消えてゆく運命なんだろうな・・・
現代ものでも、マイナーな作とはいえ、2000年代に刊行された「第三の銃弾 完全版」
「パンチとジュディ」も品切れという現況は悲しいものあり。

607:名無しのオプ
11/07/21 11:25:54.50 g8GXH3Uy
>>598
>一方のハヤカワは「火刑法廷」からスタートするというのがよく分からないと
>言うか…一時期本当に火刑・棺・ユダの3点売りしかする気がないみたいな時期が
>あって

ある意味乱歩の悪影響という気がする。
カーに限らず古典派のミステリ作家の作品って
ミステリマニアではない一般層に売り込むものはたいてい
初期に乱歩が傑作と推したものばっかりだからね。

それでもハヤカワはまだ扱いはいい方。
ハヤカワを離れた場合、一般に話題にされる作品って
クイーンなんてレーン四部作や国名シリーズばかりだし
クリスティも初期の作品群がほとんど。
シムノンに至ってはどこを見ても「男の首」一点張りw

608:名無しのオプ
11/07/21 12:50:14.90 I71tBfIY
前にも書かれてたけど、二階堂氏らが「乱歩の悪影響」を口にして三つの棺、
プレーグコートなんかを推しまくっていたけど、ある意味乱歩以上に一般性の
無い、濃いマニア趣味の押し付けになっていたんじゃないかという気さえ
するわけで。(シムノン辺りの古典のお薦めが変わらないのは、もう誰も
読んでいないからじゃないかという気がしますがw)

まあ逆に言うと編集や出版の側にも乱歩の影響ってものがもうなくなってる
証拠みたいものなのだろうね。今回創元はじめ出版社が過去の活字の版を
データに組み替えたら、基本的に一つの時代が終わるときというか。
国書刊行会辺りで少年期を過ごした世代が真っさらな目で売込みをすれば
いよいよ変わってくると思う。バークリーのイメージなんて、「第二の銃声」
以前とでは物凄く変わっているんじゃないかと思えるから。

609:名無しのオプ
11/07/21 13:44:23.59 oRaHsDsg
>>608
>基本的に一つの時代が終わるとき
>国書刊行会辺りで少年期を過ごした世代が真っさらな目で売り込みをすれば

そうなんだろうね。
若いころに、アニメやラノベを「呼吸」し、バークリーやマイクル・イネスと並行してカーを
「発見」してきた世代が第一線にでてくれば、どんなプレゼンを考えるか、楽しみではある。
いまは過渡期なのかもしれない。
古い世代のファンとしては、一抹の寂しさはあるけど(見届けられないかも・・・)、そのための
環境整備に協力していこうと思う。

早川は、創元の「帽子」の新訳版に刺激を受けたんだろうね。
「火刑」からの再スタートは、個人的には悪くないと思うよ。ただ、異色作ではある
から、カーの全体像を俯瞰できる解説を付けてほしいな。



610:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w
11/07/21 20:45:16.50 9c5iThk0
値が張るハードカバーという不利さも影響して、
国書は一世代を築くほど読まれていないでしょ。
到底、往年のポケミスや創元推理文庫と同一視は出来ない。

いかにも夏向きな怪奇探偵小説バーニングコートの新訳刊行以後の
早川の動きは俺も非常に気にかかるところではある。


611:名無しのオプ
11/07/21 23:04:42.96 RFKc5hgN
>古い世代のファンとしては、一抹の寂しさはあるけど、そのための
>環境整備に協力していこうと思う。

本当にそうだね。
中島河太郎さんは実は自分が仕事でちょっと関わってた大学に籍を
置いておられたんだけど、あの世代の人たちが頑張ってきてくれた
おかげで今の自分たちがある。
例え中島さんの解説が書店から消えても、カーが読み継がれていける
環境があれば、それは先人の仕事の意義が生きているというもの。

余生の方が少ないはずの年齢になってきたけど、若い世代のために
力になれることがあるならどしどし動いていこう。金を貯めなきゃw

612:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w
11/07/22 22:36:47.74 6Lnz9+pF
>>611
喪前の達観したかのような糞レスが悲し過ぎる気がする。
英国オタとはいえ、基本、陽気なアメリカンなジョンのスレにはふさわしく
ないような。

大乱歩が熱狂したジョン作品を読んだ天才三島の感想を聞きたかった。
おそらく「面白いがそれだけだ」(「ローズマリーの赤ちゃん」の天才三島の読後感)
だろうが、アイラ作品なら「死の接吻」を読んで欲しかった気も・・・

613:名無しのオプ
11/07/23 01:29:57.98 kiTHm4jG
>>609
上にも書いてある集英社文庫の「なつイチ!」の『奇巌城』、表紙が
マンガ風であることもさることながら、巻頭にルブランとその時代の
グラビア特集が質の良い紙で挟まっているのが新鮮だった。

若い世代が見ている「カーの全体像」っていうのは、ボケミスや乱歩の
影響下、乏しい材料で作られていた昭和のそれとは全然違っているのは
間違いないだろう。なにせ「月明かりの闇」や「仮面劇場」あたりから
カーに入ったっていう世代がいて不思議はないわけだから。
「ビロードの悪魔」なんかにしても「密室と怪奇趣味の作家」というレッテルの
もとで読むのと今の時代のようにタイムスリップロマンを知らずに育つのが
不可能と言える世代とでは、受け取り方はほとんど180度違っているだろうし。

そういう人たちの編集成果を早く手に取りたいものだ、本当に。

614:名無しのオプ
11/07/23 09:11:57.85 lXh9Ibu1
>>613
奇厳城」の情報、ありがとう。そう聞くと、手にとってみたくなる。
やはりヴィジュアル面の工夫も、大切だよね。
カーの時代ものを復刊するなら、早川の担当者には是非そのへん、工夫
してみて欲しいな。

615:名無しのオプ
11/07/23 10:41:46.53 2msuSTsp
カー文庫、クイーン文庫が欲しいね

616:名無しのオプ
11/07/23 16:36:17.20 N0gFjXSY
カー文庫なんて作ったら二階堂先生がしゃしゃり出て困ったことになりそうだな

617:名無しのオプ
11/07/23 19:03:33.08 9XHh1KTN
夢の「カー文庫」、解説者をアレコレ選定するのも楽しい(クリスティー文庫
みたいな寄せ集めでなく、人選をキチンとして)。
とりあえず二階堂センセにも一冊はお願いせざるを得ないか。
いまだと、三津田信三氏あたりのほうが、信頼とアピール度は高いだろうけど。

618:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w
11/07/23 22:03:59.24 8KhrlAo6
カー文庫とか夢物語過ぎる・・・

正直言うて、「ビロードの悪魔」なんか読んでる現代のミステリファンは
殆どいないと思われ。
また、本作をジョン歴史ミステリの最高傑作とする論には正直言うて「異議あり」
なんだよな。
繰り返し書いたことだが、ジョンの現代ミステリから入った者には、
歴史ミステリはニューオーリンズ三部作あたりからアプローチした方が
抵抗感無く読めるかと思う。
他には「引き潮の魔女」とか。本作は時代と場所が異なれば探偵役はヘンリーか
ギディオンでも違和感が無い謎解きミステリ。

619:名無しのオプ
11/07/23 23:17:27.81 CdItw2MB
やるなら創元だろう
ハヤカワはクリスティだけでいい

620:名無しのオプ
11/07/23 23:48:20.66 kiTHm4jG
二階堂センセには何の解説をあてがっておけばいいのかなw

お得意の三つの棺やプレーグ・コートを担当させると解説で他作品の悪口や
他人の悪口を書き出しそうで困るし、さりとておススメに挙げたことのある
「曲がった蝶番」(←これはやっぱり若竹先生にw)「連続殺人事件」などは
二階堂センセにはハッキリ言って語ってもらいたくない、もとい、もっと
合っている人がいると思うし。

お得意の「孔雀の羽根」あたりを担当して大人しくしていただくか(個人的に
この作品には思い入れがないので。みなさんスミマセン)、今までボロクソに
言っていた作品を新訳で担当してもらって「これまた新訳で読み返してみたら
人物の描き分けが悪いということは全くなく、結末の意外性も十分であった」
と手のひら返しを見せていただくかw

621:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w
11/07/24 00:53:59.57 xWS+Fy1s
ジョン作品出版退潮傾向が現実なのにもかかわらず、
>>619-620
妄想やめれという感あり。

コナンの青山さんってジョン作品は好きなんだろうか?
初期を見る限りでは、アガサやエルよりジョン的なバカミスモードが主調なような。
この辺に「売る」チャンスがありそうだ。

622:名無しのオプ
11/07/24 07:06:45.55 0mxvAhua
ひとりごとですよw

疑問をもったら調べてみよう。
1 ホームズ「四つの署名」
2 明智小五郎「黄金仮面」
3 ポアロ「ナイルに死す」
     ↓
46 ギデオン・フェル「三つの棺」
「・・・基本的に自分の好きな順に書いています」(HMM 2011・6)

あだしごとはさておき。
>>620
「孔雀の羽根」は無難だね。訳題を「孔雀の羽根の殺人」にしてあげれば、
同氏もご満悦でしょ。
個人的には、「髑髏城」あたりを考えていたが、さすがにこれではセンセ
のプライドがねえ。

623:名無しのオプ
11/07/24 17:55:35.79 glj1HJg2
女性の方ですね。真摯にやり取りしましょう。

624:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w
11/07/24 18:40:15.71 ++iyqs+O
>>623
そうしましょう(w
ただし、全集とか非現実的過ぎる話ではなく、
現実には版権の問題も絡んで来るだろうが、選集程度の話題に止めるべし。
禿人に責任編集を任せるとかさ。

>>622
僕は「髑髏城」は可愛らしい表紙の頃のが好きだけど、貴女はどう?

625:名無しのオプ
11/07/24 19:35:12.11 5i3Ro46w
>>622
あの「図鑑」にまだHMは登場してないんだっけ。
あまり好きじゃないのかw 残念。

カー文庫を夢想するなら、解説と言う名のゲスト・エッセイはバラエティ
を持たせ、データのしっかりした解題を付ける二本立てがいいと思う。
前者は、特定の作品が好きな人に自由に書いてもらって(赤川次郎の「ユ
ダの窓」とか、西村京太郎の「皇帝のかぎ煙草入れ」とかw)、帯にそれを
アピールすればいい。一般ファンむけにね。
後者は、全巻をまとめ上げる意味で一人にやってもらう。適任は、現時点
では森英俊氏かな。

626:名無しのオプ
11/07/24 22:55:21.03 sE7XLKz6
>>625
講談社の乱歩文庫全集がちょうどそれでしたね。
解説は中島河太郎がしっかりと書いて
その他にエッセイを乱歩ファンを自称するw人が書くという。

627:名無しのオプ
11/07/24 23:19:11.58 zugEHYA3
ああ、そのスタイルはいいですね。

全体のまとめはやっぱり森氏になるかな。
それこそ世界全体での評価などを俯瞰した現時点での研究成果の
そうざらえを、ビジュアル面も利用してまとめてほしいものです。
間違っても二階堂センセにはやってもらいたくな…もとい、二階堂
センセには別の重要な部門の仕事を担当していただいて。

そうか、まだヘンリ卿は登場していなかったのか。
まあカーは誰か一人出しておけばという考え方もありですがw


628:名無しのオプ
11/07/25 00:14:20.70 YV176IM4
マル公よ、荒らすのはやめとけ。
名無しでもわかるぞ。

629:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w
11/07/25 21:14:49.34 4rl+jEgN
>カー文庫を夢想するなら、
このレスを読む限りでは、やはり「まとも」ではなかったのか・・・
まあ、選集の場合でも森氏起用には同意。
S大出の語学NG者はご勘弁を(w

630:名無しのオプ
11/07/25 22:30:59.97 +yW2g13F
クリスティ文庫は全体を総括する本が何冊も出ているし
「秘密ノート」も新刊が発行される見込みがある状況だから
各巻の解説が「ファンを自称するw人が書く」「ゲスト・エッセイ」
になっていても我慢できるところはあるからね。

「奇巌城」のグラビアページをみると、やればまだ色々なことが
実現可能になるものだと実感できるよ。集英社にできることを
他社がほったらかしておいてはいけないw

631:名無しのオプ
11/07/26 07:29:48.46 XjgGiN09
とりあえず、早川の新訳版「火刑法廷」がどんなものになるのか、
ちょっとだけ期待して待っている。
旧版の松田道弘の解説は、意義のあるものだったので、できれば
再録し、新しい解説と合わせて楽しめるようにしてくれれば、古い
ファンとしても嬉しいのだが。
カバーは、あまりスタイリッシュにならず、怖いもの見たさで手が
伸びるようなデザインにしてほしいなあ。


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