10/12/21 21:04:50 w3TqbLTZ
金田一少年の事件簿の『異人館村殺人事件』は占星術殺人事件のトリックをパクったのではないか?
そういう疑惑や論争が長く続けられてきた。
その論争に終止符を打とうと思う。
ズバリ、金田一少年は占星術殺人事件をパクってない!
たしかに異人館村殺人事件は占星術を下敷きにしてはいるだろう。
しかし、それは十角館が「そして誰もいなくなった」をパクっていると言うような難癖である。
トリックをパクっていない決定的な根拠は、金田一は問題編の段階でミイラのなくなった一部分を集めて、
もう一体をつくったことをすでに指摘していることである。
つまりトリックではなく、すでに周知の自明な前提として提示しているのだ。
金田一の解答編で初めて語られるトリックの核心は、もう一体をつくることではなく、あくまで縫い目を作らずに
もう一体をつくる方法である。
よって、異人館村殺人事件は占星術殺人事件の改良であり、発展であり、オマージュなのは明白なのである。
通気取りのミステリーオタが知ったかぶって、パクリだ盗作だと言っているのに過ぎないのである。