11/11/12 22:54:59.07
ゲンダイネット(2011/11/12)
亀梨和也・妖怪人間なのにホストに見えるゾ!
亀梨和也の「妖怪人間ベム」(日本テレビ)は、同枠でヒットした「怪物くん」の露骨な「三匹目のドジョウ」狙いでウンザリだ。
ジャニーズ主役で無気味なアニメの実写版をやりゃあいいってもんじゃないよ。
「怪物くん」がギャグ漫画なのに比べ「妖怪人間ベム」は、「早く人間になりたい…!」と渇望している妖怪たちのおどろおどろしい物語だ。
アニメの絵は恐ろしく無気味あった。だからドラマ化がむずかしいのに主役の亀梨くんが力不足だ。
嵐の大野くんが怪物くんにソックリだったのに比べ、亀梨くんはベム(父役)にまったく似てない!
暗い色合いのスーツはごく普通だし、白髪の長髪カツラをかぶっても、もともと長髪の亀梨がオシャレして白く染めたみたいだ。
目元のアイラインなんかはビジュアルロッカーっぽい。妖怪人間のはずなのに歌舞伎町のホストに見えるゾ!
「オレたちは年をとれないんです」「死ぬこともなくただ生きてるだけ…」と信頼できる人間に説明する言い方も、
ただ、ボソボソつぶやくだけで、妖怪人間の苦しみが伝わってこない。どう演じたらいいか本人も困ってるカンジだ。
ちなみにベロ(子役)の鈴木福はアイラインも描いてないし、地毛が逆立ってるだけでカワイイ子供だ。
唯一、ベラ(母役)の凄む「あたしゃごめんだよ!」などのセリフ回しもアニメのイメージにぴったりで見応えあり!
アイドル主役でこんな実写版を決めた局の編成が悪い。
山下智久が演じた「あしたのジョー」みたくカッコいいアニメをやらせてくれ。せめて人間の役を。
亀梨くんが一番「早く人間の役になりたい…!」と叫びたいんじゃないのかね。