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【新民主党解剖】 第6部 「革命政権の行方」(上) 何をやりたいのか分からない
●文化大革命
仙谷も枝野と同じく弁護士出身だ。東大時代は全共闘で活動し、司法修習生時代から学生運動に
かかわって逮捕された学生を支援する弁護士を手伝っていたという。
弁護士時代に労組絡みの裁判を通じて政治に目覚めた。現在も地方公務員労組で構成する自治労
の組織内議員を務める。
「政治の文化大革命が始まった」
昨年11月には、行政刷新担当相として自らが主導した事業仕分けの成功について自賛した。
ただ、中国で数千万人の被害者を生んだ文革を持ち出すのは、不謹慎だとの批判も浴びた。
仙谷は平成4年、菅らとともに社会党、社民連、連合議員を集めた政策研究会「シリウス」 を
立ち上げた。
第1回勉強会の講師に招いたのが、政治学者の松下圭一だった。
当時、社会党参院議員としてシリウスに加わっていた小林正によると、仙谷はたびたび、
「ポスト・モダン(近代の次)」という言葉を口にしていたという。
「プレ・モダン(前近代)、モダン(近代)と来てポスト・モダンに至ると。
★今後、最終的には国家は崩壊するという国家解体の思想を語っていた」
実は、前首相の鳩山由紀夫のブレーンとされた劇作家の平田オリザも今年2月、都内の
シンポジウムでこう語っている。
★「鳩山さんとも話をしているのは、政治家は非常に言いにくいことだけれども、21世紀は
近代国家をどういうふうに解体していくかという100年になる」
旧来型の社会主義革命とは別の、独自の革命像を追い求めているのか。
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
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