11/12/07 21:41:17.63 0
(>>1の続き)
NHKと同じ公共放送でも、イギリスのBBCは対照的だ。BBCの収入源はNHKと同様に受信料。
テレビやビデオデッキの所有者は「受信許可料」と呼ばれるカネを年間で
約130ポンド(2万5000円程度=カラー契約の場合)支払っている。NHK受信料の年間料金とほぼ同額だ。
しかし、NHKとBBCの一番の違いは、ドラマやドキュメンタリーをコンテンツとして売って「受信料外収入」を
得ているかどうかだ。「BBCはイギリス国内だけでなく、英語圏全体をマーケットとしてワールドワイドに
番組を制作している。作品の評価が高ければ全世界で売れる。映画の興行のようにヒットした分だけ利益が
出るのです。そのため、番組につぎ込む予算、時間、人員は圧倒的。NHKの番組は母語が日本語なので
海外に販売するには字幕をつける必要がある。
世界を相手にするためには制約が多い(上智大教授・碓井広義氏=メディア論)
BBCは受信料収入が頭打ちのため、08年からアップルのiTuneを通じて番組を有料販売して実績を上げている。
NHKもオンデマンド放送をやっているが、
「著作権料が高すぎてまったく採算ベースに乗っていない。赤字の垂れ流しです」(NHK関係者)。
有名俳優を長期間拘束して高額ギャラを払い、日本でしか評価されないドメスティックなドラマを大金かけて
作るとは、ナンセンスの極み。NHKの独りよがりである。ドラマを見ない視聴者のことなどまったく考えにないのだ。
もうバカらしくて受信料なんて払っていられない。
(終わり)