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「誠に遺憾、情けない」＝内柴容疑者逮捕で大学学長－熊本
「二度も金メダルを取った超一流のアスリートなのに。誠に遺憾で情けない」。
６日、元九州看護福祉大（熊本県玉名市）女子柔道部コーチ、内柴正人容疑者の逮捕を受け、会見した二塚信同大学長は厳しい表情でうなだれた。
事件発覚後、同大は内柴容疑者を含む関係者１０人に対する聞き取り調査を実施。この結果について、二塚学長は「詳細はお答えできない」としながらも、
「被害者が必ずしも１人とは申し上げない」と内柴容疑者が複数の部員へのセクハラ行為に及んだ可能性を示唆した。
内柴容疑者は女子柔道部設立のため、２００９年から準備に携わってきた。同大によると「厳しく指導に当たっていた」といい、
今年の全国大会ではベスト８に同大を導くなど成果も上げていた。
昨年夏に監督の男性が体調不良で指導できなくなってからは、内柴容疑者が練習を取り仕切っていたという。
一方、普段から車を決められた場所に止めないなど、ルールに従わない一面もあったという。
二塚学長は「かなり奔放な行動を取る人だった。私自身が直接会って話すこともあった」と語った。
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