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2011年12月05日17時00分
提供:ZAKZAK(夕刊フジ)
Jリーグ最終節(3日)で、クラブ史上5度目となるホームスタジアムでの「胴上げ」をあっさり許した浦和レッズ。
クラブを救う来季の“指揮官候補”に新しい名前が浮上している。前清水エスパルス監督の長谷川健太氏(46)だ。
最終節の試合内容は、昨季J2にいた柏レイソルにほぼ無抵抗だった。
浦和の堀孝史監督(44)も「まざまざと力の差を見せつけられた」と完敗を認めていた。
試合後には、およそ5時間にわたり1000人近いサポーターがスタンドに『籠城』した。
浦和が不振になると必ず起こるこの“お家芸”。
今回の要求は「俺たちの総意はお前が辞めることだ!」と、橋本光夫社長(62)ただひとりに罵声を浴びせ続けていた。
しかし、ピッチ上で下を向いていた主力選手たちの中には、
いざロッカーに戻ると笑みを浮かべてそそくさと帰路につく選手も。
外では「社長を辞めろ」と抗議の嵐が吹き荒れたが、
悔し涙すら流す選手がほとんどいないのも、今の浦和を象徴する光景といえた。
サッカー人脈のないフロント陣は、元日本代表・岡田武史監督(55)に続き、
G大阪を今季限りで勇退する西野朗監督(56)を来季監督として迎えるべく動いていた。
しかし西野氏は「長い期間、1つのクラブでやってきて、
オートマチックに違うクラブにスライドしてやるというのは、なかなかできない」と事実上断る決意を固めている。
“日本人監督”を探しているフロント陣の最後のとりでこそ、長谷川氏なのだ。
実はペトロビッチ前監督(46)を解任した際も、長谷川氏に「残りの試合を指揮してほしい」と打診している。
同氏が固辞したため、仕方なくトップチームの主力をユース時代に指導していた堀監督に要請。
「J1残留」を祈るような気持ちで託した。
いずれにせよ、浦和は緊急手術が必要なほど重症だ。
しかし、そのオペの中心になるドクター(監督)役は相当な覚悟が必要ということになる。
まずは、フロント陣が腹をくくって長谷川氏のもとにお願いにいくしか道はない。(夕刊フジ編集委員・久保武司)
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