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バレーボールの男子W杯で日本は2勝しかできずに終わった。
来年のロンドン五輪出場権が得られる3位を目指し、最後まで粘った女子(4位)に比べ、いきなり5連敗するなど全くいいところがなかった。
地元開催で、全試合ゴールデンタイムにテレビ中継される競技などほかにない。恵まれた状況を生かせず情けない限りだ。
バレーボールに限らず、ロンドンを目指す団体球技は軒並み出場権が得られずに苦戦している。
バスケットボール、ハンドボール、ホッケーなど、いずれもアジア予選で韓国や中国のカベを破れず、よりハードルの高い世界予選に回った。
ここを勝ち抜ける可能性があるのは女子のバレー、ホッケーぐらいだろう。
団体球技が多く出れば、それだけ選手団の数も増え開会式の行進も華やかになる。
前回北京五輪で選手数で海外大会最多の338人になったのは、ロンドンでは削除されたソフトボールや野球があり、男女サッカーや、
4大会ぶりに出た男子バレーなど5競技で男女7チームも出たからだった。
JOCは「金メダル数で世界5位」とロンドンの目標を掲げた。5位になるには史上最多となった04年アテネ大会の16個は必要だが、
それには選手団全体の士気の高さも大事だ。五輪評論家の伊藤公氏は「団体球技には華があり、勝ち進めば他競技にも影響し士気が上がるもの。
このままではきびしい」と指摘する。
出場決定済みは女子サッカーだけ。男子も何とか行けそうだが、最悪男女サッカーだけで団体球技では過去最少の選手数になるかもしれない。
金5位もいいが、その前に球技でいかに五輪切符を得るか、今後の大きな課題として取り組んでもらいたい。(今村忠)
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