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「けいおん!」封切り 朝から満席続出の絶好スタート
[映画.com ニュース] 人気アニメの劇場版「映画 けいおん!」が12月3日、
全国137スクリーンで封切られ、東京・新宿ピカデリーで声優の豊崎愛生(平沢唯役)、
日笠陽子(秋山澪役)、佐藤聡美(田井中律役)、寿美菜子(琴吹紬役)、竹達彩奈(中野梓役)、
メガホンをとる山田尚子監督が初日舞台挨拶を行った。
原作はかきふらいの人気4コマ漫画。私立桜が丘高校の軽音部を舞台に、
バンド「放課後ティータイム」のメンバーが部活動に打ち込む。
映画は卒業旅行先のロンドンでの珍道中と、卒業を前にした友情ストーリーが描かれる。
新宿ピカデリーでは、朝から満席となる上映回が続出しているといい、
関連グッズ売り場も長蛇の列。配給の松竹は「絶好のスタートを切った」とヒットに自信をのぞかせた。
主人公・唯を演じる豊崎は「やっと唯ちゃんたちの新しいストーリーを皆さんにお届けできると思うと、
いろんな思いがこみ上げ、うまく言葉にできない。これからは皆さんの『けいおん!』になるので、
見て感じた気持ちを大切に、新しい1ページとして心に刻んでほしい」と感無量の面持ち。
テレビシリーズから約3年、寄り添った唯について「本当に本当にかわいくて、
子どものようなかけがいのない存在。私自身もこんな子になりたい」としみじみ語った。
山田監督は「私にとっても3年間お付き合いした大切な作品。皆さんが『けいおん!』を
好きだったことを誇りにしていただける、自慢の作品にしたいなと思っていた。今はホッとしています」と
安どの表情。そして、「まぶしくて、格好良くて、でもおバカ。5人は私にとって、あこがれです。
崇めています」と放課後ティータイムの5人に最敬礼だった。
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