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12月3日から公開となる「映画 けいおん!」。7ヵ月前に発売された前売り券第1弾4万枚は3日で
完売し、映画公開直前イベントの5000枚のチケットはわずか5分で完売。
この「けいおん!」、2007年に連載開始した4コマ漫画が、2009年4月にTBS系にてアニメ化された
ことがブームのきっかけ。まず注目を集めたのが主題歌と劇中歌。劇中のバンド名“放課後ティ
ータイム”名義でリリースされたミニアルバムはオリコン週間チャート1位を獲得、キャラクター
たちが使っていると想定される実在の楽器や文房具なども売上を伸ばし、第1期のアニメ終了時に
は、関連商品の点数は200点以上。
続編の予定はなかったが、2009年12月に第2期の制作が発表され、2010年4月から9月までTBS系列
全局放送。気付けば、アニメグッズ、フィギュア、お菓子、飲料、楽器、ラッピング電車等々、
商品化アイテムは1050点以上、約150億円の市場規模にまで成長していた。
深夜アニメがブームになる場合、大抵はオタクが支えているが、「けいおん!」に関しては、
女子高生もブームの一端を担った。なぜ、「けいおん!」はここまでヒットしたのだろうか。
業界関係者はこう答える。
「女子高生が主人公になると、“萌え”要素を入れたり、オタク層を意識していることが多い。
『けいおん!』は、そういった要素を排除し、女子高生のありふれた日常を描いた。とはいえ、
リアルすぎる日常ではなく、ファンタジー的要素も入っている。そこが共感を呼び、ファン層が
広がった」
「マーチャンダイジングも上手かった。アニメの場合、高額フィギュア等、男性を意識したもの
が多かった。でも、『けいおん!』は、低価格帯の商品が多く、コンビニでも手に取ることが
できる。そういった商品展開もファン層を広げる要因になった」
けいおん
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