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米歌手のレディー・ガガ（２５）が、ＮＨＫと「紅白歌合戦」の出演交渉を行っていることが２９日、分かった。
同局はサプライズゲストとしての出演を打診しており、了解を得た場合は、米国から生中継出演する見込み。
今年３月１１日に発生した東日本大震災の直後から被災地支援活動を行ってきた親日派の歌姫が、
大みそかの夜、歌で日本中にエールを送ることになりそうだ。なお、紅白出場歌手はきょう３０日、発表される。
０９年に矢沢永吉、１０年には食道がんから復活となった桑田佳祐と大物が務めた紅白サプライズゲストの有力候補に、
レディー・ガガの出演が水面下で進行していることが明らかになった。
３月に発生した東日本大震災直後から、復興支援を呼びかけてきたガガは、ポケットマネーなど３００万ドル（２億４０００万円）を義援金として寄付。
また、原発事故の影響で海外の大物アーティストが軒並み来日を取りやめる中、６月に来日公演を行い、被災地に激励のメッセージを送ったほか、
日本の安全性もアピール。観光庁の長官表彰も受けた。
ＮＨＫでは、そのガガの姿に、今年のテーマ「あしたを歌おう。」を重ね、サプライズゲストとして白羽の矢を立てた。
ただ、問題はガガのスケジュール。会場のＮＨＫホールで歌唱してもらうことが第１希望だが、当日は米国に滞在予定で、現地からの生中継対応で出演を交渉しているという。
紅白直前の１２月２１日から２４日には来日する予定もあり、収録出演のプランもあるが、局側は、生出演にこだわり、米国からの生中継ということで落ち着きそうだ。
来日時は、奇抜なファッションやパンダメークなど本物のエンターテイナーの振る舞いが、暗いニュースが多かった日本に、明るい話題を提供したガガ。
大みそかに、もう一度、そんな姿を見せることになる。
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