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夕刊フジ 11月26日(土)16時56分配信
★サッカー・ロンドン五輪アジア最終予選
成績好調なサッカー関塚ジャパンだが、“赤字興行”は継続中だ。
ロンドン五輪出場を目指すＵ－２２によるサッカー日本代表は２７日午後７時２０分から、
東京・国立競技場でアジア最終予選Ｃ組第３戦で同組首位のシリア代表と対戦する。
日本は現在２戦２勝と絶好調だが順位は２位。
同組首位のシリアとは勝ち点こそ「６」で同じだが、総得点で１点下回っているために、
全勝対決となるこの試合は前半の「天王山」といっていい。
にもかかわらず、この大事な一戦に向けた盛り上がりはさっぱりだ。
この試合も「前売りでは２万１０００枚売れている」（協会関係者）という発表があったが、
国立競技場では「最低でも３万人を超えないと赤字興行になる」（Ｊリーグ関係者）。
五輪ホスト国の英国代表には、あのベッカム（３６）がオーバーエージ枠で加わることが確実。
代表チームの人気に火がつきそうだ。
一方、関塚隆監督（５１）を筆頭に招集された選手たちの“ＰＲ不足”は正直否めない。
実現可能性は未知数だが、Ａ代表の遠藤保仁（３１）の招集や、
個人的に参加を希望している田中マルクス闘莉王（３０）の加入などを期待する
日本サポーターの声が出始めるのもやむをえないところか。
もちろん当日売りはある。
いっそのことホームで苦杯をのめば一気に注目を浴びるかも…。（夕刊フジ編集委員・久保武司）
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