11/11/21 09:06:37.23 0
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オレ流の精華のような日本シリーズの戦いぶりをファンの心に焼き付けて、落合博満監督は花道を去る。
お疲れさま、ありがとう。監督、そして竜戦士。
惜しかった。
だが、不完全燃焼ではないはずだ。
落合博満監督がチームの采配を振るのはこの日が最後。背番号66はすべての仕事をなし終えて、
昇竜が天を差すように、決戦の地を後にした。
■オレ流野球の集大成
レギュラーシーズンを制した者同士、しかも互いに連覇、
だが、ソフトバンクは昨年、CSファイナルで涙をのんだ。
中日はロッテとの日本シリーズで引き分けを含む七試合を戦って、あと一歩及ばなかった。
両雄とも「完全優勝」という忘れ物がある。譲ることのできない真の頂上決戦だった。
「実力のパ」の中で、今年の鷹(たか)は最強だった。チーム打率、防御率ともに十二球団トップ、
二位に17・5ゲーム差をつけて、ペナントレースをぶっちぎり。CSファイナルも無敗で通過した。
中日は十二球団最下位の打線が不安視された。
大方の予想は、ソフトバンクの圧勝だった。ところがふたを開けると、敵地でいきなり延長戦を二連勝。
野球評論家が青ざめた。そして意見を改めた。
中日の三勝はすべて敵地で2-1。リリーフ陣の重圧は尋常ではなかったはずだ。
セ・リーグ最強の投手リレーが、今シリーズでも際立った。
「守り勝つ野球」「点が取れなければやらなきゃいい」。二〇〇三年、監督就任当時の落合語録。
その姿勢は終始変わらなかった。
-続きます-