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いま茨城県鹿嶋沖の釣りが熱い！鍋物の季節に最高のショウサイフグが良型を主体に絶好調。鹿嶋新港・
豊丸は連日、大にぎわい。１日に解禁したヒラメは鹿嶋・清栄丸から。数・型ともに狙える。
鹿嶋新港に着くと、豊丸の船の前は人だかり、ショウサイフグ釣りの人気がうかがえる。「今年は例年になく
調子がいいんですよ。数も出ています」と出頭豊一船長も自信満々。型も良く２０～３０センチの良型が平均
２０～３０匹。トップで５０～６０匹と好調をキープしている。狙うポイントは鹿嶋沖。朝の暗いうちは「竿先の
小さな当たりが見えにくいからどんどん空合わせ～」と中乗り兼任の釣り名人、康代夫人がアナウンスする。
この釣りは冷凍アオヤギのむき身をカットウオモリの食わせバリに３～４個ほど刺して寄せ餌にし、集まってくる
フグをカットウバリで掛けて釣る釣りだ。筆者も竿を出したが、よく掛かるパターンは４つ。
１つは、竿先を大きく動かさず、鋭く手首を返すようにして、カットウバリを跳ね上げて回りにいるフグを掛けて
しまうイメージ。空合わせの釣りだが、やたらと空合わせをするのではなく、魚の気配を竿先や手元に感じたら
合わせる。
２つ目は、フグの活性が高いとき。仕掛けが着底後、糸フケを取り、待っていると餌にフグが群がってきて、波の
揺れや、竿先を動かした時、自然にハリに掛かってしまうかかってしまう時。
３つ目は、仕掛けが底に着く前や、空合わせした後の落とし込んでいる途中に何かモヤモヤした変化を感じたら、
手首を返すくらいのチョイ合わせをする。
最後に遠くに投げて底を幅広く探ってくるのも釣果を上げる。
右舷ミヨシ寄りでは、東京都品川区の石井規男さん（４２＝自営業）が「カットウのフグ釣りは初めてですが、
こんなに楽しいとは～ハマリそうです」と満足げ。家に帰って食べたらもっとハマるはずだ。カットウフグは
これからが本番だ。
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