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東京下町にＪリーグチームをつくろうと、葛飾区サッカー連盟と区内有志らが
ＮＰＯ法人「国際サッカー普及育成会」を設立した。
都社会人サッカー連盟三部リーグに属する地元チーム「常盤クラブ」の運営に携わり、
二〇一七年にＪＦＬ入りを果たす構想を描く。発足説明会を十一日午後七時から、
かつしかシンフォニーヒルズ（同区立石六）で開く。
ＮＰＯは五月、連盟役員や有志約二十人で設立。ホームグラウンドを持たず、
転々として練習していた常盤クラブの運営に参画し、練習環境の整備や
戦力のテコ入れをしてＪリーグに押し上げることを目指す。
基本構想によると、来春までに常盤クラブを「葛飾ヴィトアード」と改称し、
常時練習が可能なグラウンドを確保する。現在、六月に完成した
東金町運動場多目的広場を優先使用できないか、区と交渉している。
幼児期～小中高と世代別の下部チームを新設、一貫指導の仕組みをつくる。
地元企業を中心にスポンサーを募るほか、加盟店で買い物をしてためたポイントを
球団運営に寄付できる「サポーターズカード」システムを検討する。
ＮＰＯの及川達也理事長は「下町は地域連帯が強く、一つになれば目標達成は早い。
老若男女が地元球団のユニホームを着て街を歩く姿が見られるようにしたい」と話す。
説明会では、スポンサーやボランティアスタッフとなる意向を持つ人たちの来場を募っている。
問い合わせは事務局＝電０８０（２０７９）２０１１＝へ。
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