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お笑いタレントの明石家さんまが冠番組『ホンマでっか!?TV』で専門家から指摘されたことに対して、
引退した島田紳助氏に助けを求める事態となった。もちろん、さんま流のパフォーマンスだが、
彼が紳助氏を“お笑い界に必要な存在”とする言葉とも取れたのだ。
『ホンマでっか!?TV』では、専門家達がコメンテーターを務めて様々な情報を提供する。
11月9日の放送では、環境評論家の武田邦彦氏が日本が長寿大国になった要因のひとつは
『退屈しなくなった』ことにあるといった説を展開した。
武田氏は戦後の日本人の寿命が延びてきたことは、それまでの生活に比べて
“退屈しない”ことが関係していると主張した。
それは『人間は退屈を感じると長生きしない』という研究結果があり、
昭和から平成にかけて“ゲームやお笑い”などのエンターテインメントの進歩が
退屈を感じさせないことで寿命が延びたことに関係しているというものだ。
確かにこれまでにも高齢者の認知症予防にお笑いを取り入れる事例もあり、
武田氏の説には共演者も共感を示した。さらに彼が「だから、さんまさんは日本の長寿に貢献している」と断言すると、
マツコ・デラックスも「さんまさんは自分の身をすり減らしてまでみんなを助けているのよ!」と感動したのだ。
そんな話を受け止めて、さんまは「紳助、帰って来てくれ!」と思わず島田紳助氏の名を叫んだのである。
さらに「1人では荷が重い!」と明かした彼の言葉はネタとして発したものだろう。
しかしその奥には、島田紳助氏の引退を惜しむ彼の思いが感じられたのである。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)
ソース:TechinsightJapan
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