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出演作が軒並み大ヒットを飛ばしてきたジョニー・デップだが、10月28日から全米公開されて
いる主演作『The Rum Diary』(日本公開未定)が予想外に大コケし、ジョニーの出演作の中でも
最悪の結果に終わりそうだと報じられている。
先週末3日間の興行成績1位に輝いたのは、同じく28日から公開されたシュレックのスピンオフ映画
『長ぐつをはいたネコ』の3410万ドル。人気アニメとあって、こちらの人気はともかくとして、
同じく初登場3位のジャスティン・ティンバーレイクとアマンダ・サイフリッド主演のSFスリラー
『In Time』にも負けてしまったのだが、天下のジョニーの主演作『The Rum Diary』は、何と初登場
5位で興行成績はたったの514万ドルだった。
同作は、1950年代にプエルトリコの新聞社で働いていたアメリカ人ジャーナリスト、ポール・ケンプ
の人生を描いたドラマ。原作は、ジョニーが演じたポールのモデルであるハンター・S・トンプソンで、
ジョニーの親友であり2005年に拳銃自殺したトンプソンにオマージュを捧げるべくして作られた作品。
ジョニーもプロデューサーとして参加し、プロモーションにも積極的に参加してきたが、「製作サイド
は、ジョニーの人気とカルト的存在だったトンプソンの作品であることからある程度の成績を見込んで
いたが、結果は大失敗に終わり、ジョニーの出演作としては最悪になりそうだ」と、関係者が語っている。
このことがジョニーの人気の陰りを示すものになるとは思えないが、「ジョ二ー主演というだけで
ヒットを飛ばしてきただけに、娯楽作ではなくても簡単に資金が集まっていたが、今後は出資する側も
慎重にならざる得ないだろう」と別の関係者は語っており、ジョニーの転機になる可能性が指摘されている。
あ然とするジョニー
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