11/10/31 12:25:58.19 0
映画『カイジ2~人生奪回ゲーム~』で、脚本にも初挑戦した原作の福本伸行が、作品に登場する「ざわ…ざわ…」
の擬音の由来やギャンブルの魅力を明かした。
「ざわ…ざわ…」の表現について、「『天 天和通りの快男児』(1989年~2002年まで「近代麻雀ゴールド」にて
連載された麻雀漫画)辺りから牌を切ったときの表現に使い始めた。後ろで勝負を見ているギャラリーが、『何で
あの牌が通るんだ!?』ってざわざわしている心理描写で」ともともとは背景に臨場感を出すために使用した、文字
通り“ざわざわしている人々”の表現だったことを明かした。
「それから誰もいないのにざわざわしちゃうっていう感じを表現するために使い出したら、福本が本家みたいに
なって、いつのまにか専売特許のようになった。うれしいんだけど、普通の日本語。おれが作った言葉ではないよ
(笑)」と謙遜した。
「カイジ」シリーズは、1996年から現在に至るまで連載が続く大人気シリーズへと成長したが、そこに至るまで
苦労や決断の連続だったことを明かし、人生をギャンブルに例えると、「高校を出て就職したけど、漫画家になると
決めて3か月で会社を辞めて、持ち込みをしてかざま鋭二先生のところにアシスタントにいったとき」が一番の勝負
どころだったっと振り返った。
『カイジ2~人生奪回ゲーム~』は、原作でも人気の高いエピソード「欲望の沼」をメインに、カイジたちが命懸け
のゲームに挑む姿を描いた作品。本作に脚本としても参加し、新たなゲーム「姫と奴隷」を登場させた福本は、
本作の完成披露会見に登場した2億円の札束を見て、新しいギャンブルを思いついたとニヤリ。「いずれは使おうと
思っているので今は言えない」とそれについては明かしてくれなかったが、夢を追う若者たちに向け、「自分の
人生は自分しか救う人がいない。人生に不遇を感じて不満ばかり言っても何も変わらない。不幸なところからでも
自分で前に向かっていくしかないっ!」と熱いエールを送った。
福本
URLリンク(s.cinematoday.jp)
URLリンク(www.cinematoday.jp)