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AKB48所属プロ社長の周辺取材で 元”ヤクザが本誌記者に「口止め」
週刊朝日 10月29日(土)0時25分配信
10月12日午後2時49分。記者の携帯電話が鳴った。電話に出ると、男が慇懃無礼にこう切り出した。
「K新聞のIと言います。なぜ、また弁護士に電話したんですか。もう取材はやめてくれませんかね」
見知らぬ男から、取材をやめるよう突然の電話─。事の発端を説明しよう。
本誌は、国民的アイドル「AKB48」の一部メンバーが所属し、AKB48関連商品の企画料や版権料で
収益を得る「オフィスフォーティエイト」の芝幸太郎社長(38)を巡る「ある情報」を追っていた。
芝氏はAKB48結成時に秋元康氏(55)らとともに中心的な役割を果たし、“創始者”の一人に
位置づけられる存在。その情報とは、週刊文春7月7日号が報じた一件(芝氏は「事実無根」と否定)
と関係の深い新たな情報で、同誌に証言したA氏にも本誌は取材をしていた。
本誌は10月6日、取材内容を確認するため、芝氏の代理人弁護士に質問状を送り、12日までの回答を
求めた。期限当日の12日午後1時27分、弁護士事務所に電話して回答を催促した。見知らぬ男から
電話がかかってきたのは、それから1時間22分後のこと。それが冒頭の「I氏からの口止め電話」だ。
取材を進めると、I氏は40代で、9月上旬まで住吉会系3次団体に幹事長補佐として在籍し、拳銃所持
の疑いで逮捕されたことがあることもわかった。
K新聞編集長が説明する。
「オレがIを警視庁に連れてって暴力団からの離脱を届け出、組にも電話を入れさせた。ウチはアングラ系
業界紙で、世間ではゴロツキ新聞との評判もあるが、兜町ではそれなりに影響力もある。ウチも暴力団の
情報や記事がほしいから、Iには記者としてマジメに働いてもらっているんだよ」
I氏は面会こそ拒んだが、後日、電話で自身が元ヤクザだと認めたうえで、経緯をこう説明した。
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ソース URLリンク(zasshi.news.yahoo.co.jp)