11/10/29 10:36:18.24 0
>>2の続き
ライバルたちが下位チームに勝ち点を取りこぼしている中、鳥栖だけは着実に勝ち点を伸ばしている。チーム全体に浮かれた
様子はない。個々が自らの仕事を完遂し、攻守にわたり局面における勝敗に異常なまでの執念を見せる。その確固たる自信の
集合体が、鳥栖のスタイルであって強みなのだ。とあるスタッフは「試合を重ねるごとに、選手たちは自信をつけている」と話して
いたが、さもありなんと思えてくる。
ネガティブな面や課題はいくらでも指摘できる。1999年にJ2が創設されて10チームでスタートしたが、その中で鳥栖だけJ1を
経験したことがない。最終節まで昇格争いを経験したこともない。だが、鳥栖はJ1への扉をたたく挑戦者である。挑戦者は臆する
ことなく堂々と、己のスタイルを貫けばいい。
最後にモノを言うのは「あきらめない気持ち」だ。最終節まで気持ちで相手を上回り、目の前の試合に集中する今季の鳥栖は、
昇格へ有利な立場にあることは疑いようもない。あとは、最後の詰めのみだ。
<了>