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2009年にNHKで放送され人気を博したドラマ「外事警察」が、映画化されることになった。
渡部篤郎がドラマに続き主人公・住本健司役を演じ、韓国の人気俳優キム・ガンウが日本映画に初出演。
真木よう子、尾野真千子、田中泯、イム・ヒョンジュン、遠藤憲一、余貴美子、石橋凌らが共演する。
ドラマ「外事警察」は、日本で初めて警視庁公安部外事課を主舞台に取り上げ、国際テロリズムとの
戦いをリアルに描いたサスペンス・エンタテインメント。映画では麻生幾の同名小説を原案に、
「ハゲタカ」のスタッフが国家の機密情報を扱う外事警察にメスを入れるべく、約1年半にわたり関係者へ
の取材を行い、オリジナル脚本を完成させた。
渡部は、映画化について「ドラマからスタッフ、キャストが一丸となってつくってきた作品ですので、
さらに作品が続いていくことをとてもうれしく感じております」と喜んだ。8月に千葉でクランクインし、
9月からは韓国のソウルと釜山で約3週間にわたる撮影を敢行。1カ月間におよぶレッスンでハングル文字を
読みこなせるようになるまで韓国語を体得し、現場では通訳を介さずに会話を楽しむほどまでに上達したという。
本編で渡部演じる主人公・住本は、元警視庁公安部外事4課ウラ作業班主任で、内閣情報調査室所属という役どころ。
米CIAから日本にウランが持ち込まれたという情報が政府に入り、外事課はテロリストと交流があると疑われて
いる企業の社長夫人(真木)を、“協力者”に仕立て上げるための糸口を見つける。その矢先に、住本が何ものかに
刺される。それは、韓国の工作員からの警告だった。
また、韓国ではSWATの銃撃シーンを実際の防空壕を使い、約40時間を費やして撮影したという。
渡部は、「日韓のコラボレーションによる、映像美や重厚感が随所にちりばめられた作品になっています。
緻密なストーリーはドラマと変わらず素晴らしく、舞台が韓国にまで広がっていることで、スケール感がさらに
アップしています」と自信のほどをうかがわせている。「外事警察」は、2012年6月2日から全国で公開。
ワンシーン
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