11/10/28 03:44:24.80 PA6Uuaaa0
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僕がバナナを売って算数ドリルをつくるワケ
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サッカーには街と人を豊かにする力がある
川崎フロンターレはここ10年で、サッカーチームでありながら算数ドリルを作り、スタジアムではバナナを売るクラブへと変貌しました。
オフには本の読み聞かせ会を実施、青い衣装を着たブルーサンタが入院中の子どもたちを慰問、選手がサポーターと一緒に入浴、
と、サッカーという枠を飛び出して地域と密着したクラブになっています。
その仕掛け人が今回の著者、天野春果氏です。本場アメリカでスポーツビジネスを学んだ著者は、そのビジネス感覚を持ちながらも、
どうすれば日本、あるいは川崎に根付くかを常に考え、「農業と同じ」との思いに行き着きます。また普段の生活から実にチームに献身的。
サポーターから深夜に携帯電話にかかる数時間の長電話に応え、家にいれば考え事をしてる間に2時間超の入浴になることもしばしば。
家族でレジャーに出かけても、思わず妻子をおいてイベント関係者に名刺を配る…。
ただし著者は、生活を投げ打って仕事をしているというよりは、生活の中から仕事のヒントを見つけ出しており、
多くの人の心をつかんだプロモーション活動を行っています。
サッカー関係者のみならず教育、ビジネスの場面などで大いに活用できるはずです。