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>>1の続き
競技場は現在8924席。改修工事は「客席1万席」などJリーグ基準を満たすためのもので、
これまでは工事中は試合ができないことを前提にしていた。しかし、改修にかかるメーンスタンド以外の部分を
客席とし、場内に仮設の建物をつくってテレビカメラの撮影スペースや運営本部室を確保できれば、
改修しながら試合を開催できるとの結論に至ったという。
ただし、あらゆる状況に対応できるよう、改修中は他の施設を借りるという従来の案も並行して検討する。
ゼルビアの唐井直ゼネラルマネジャーは「今のホームで試合ができればありがたい。
計画を踏まえ、今後のJリーグの審査に臨みたい」と話した。
Jリーグはこれまで、昇格への審査の過程で、改修中の代替スタジアムの確保を求めていた。
これを受け、市とゼルビアは近隣の施設と前向きに話し合いを進めていたが、
具体的な試合日が決まらない現段階で利用を確定するのは難しい状況だったという。
そうした中、Jリーグは今月上旬、改修を進めながら試合をすることも考えてほしい、との新たな見解を示した。
関係者によると、Jリーグ幹部が9月に同競技場であったゼルビアの試合を訪れ、
ホームの盛り上がりを目の当たりにしたことも背景にあるという。
これを受け、市側は「工事と試合の両立」に向けて案を練り直した。市の計画によると、
仮設棟は5階建てで幅38メートル、奥行き8メートル。現在のメーンスタンドとピッチ外側の
トラックとの間にある走り幅跳び用のスペースを使う。12月に基礎工事を始め、完成は2012年2月末を想定。
最上階がテレビカメラの撮影スペースになり、記者席も設ける。これで最低限の必要な部屋は確保できるという。