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オフィシャルスポンサーで思い出したが、こういうのもあったね
スカパー軸のJリーグ中継、加入まだ6―7万件 2007/06/16, 日本経済新聞 朝刊, 37ページ
Jリーグのテレビ中継が今季からCS放送のスカイパーフェクTV!(スカパー)を軸とした形態に変わったことが賛否を呼んでいる。
熱心なファンは有料放送を見ているが、昨季まで軸だったNHK・BSの中継が72から34に半減したため、世間一般への露出は減った。
リーグの将来にどんな影響を及ぼすのか。今年から二〇一一年までの5年間の放映権を巡る交渉は〇五年から昨年にかけて進められた。
受信料不払い問題で揺れたNHKは大幅な減額を提示。
楽天やソフトバンクも名乗りを上げた中で、スカパーを中心にNHKとTBSを合わせた3社で年間約五十億円の契約がまとまった。
うち約三十億円を負担するスカパーは1部(J1)、2部(J2)の全試合を生中継。これについて、スポーツプロデューサーの杉山茂氏は
「気軽に見られるBSでの中継によって、サッカーになじみのないファンの心をつかむチャンスがあったのに。それを失うのは痛い」と指摘する。
あるクラブ首脳は「まだJリーグは新しいファンの開拓を考える段階。クラブ関係者にもそう考える人は多いが、リーグからの配分金が減ると困るで、
NHKのほうがいいとは言い出せなかった」と語る。J2水戸のように総収入の三分の一を配分金に頼るクラブもある。
大幅減額提示したNHKと契約していたら、小クラブの経営が揺らぎかねなかった。結果的にスカパーが経営を支えている格好だ。テレビの多チャンネル化が進む中、
Jリーグ中継のCSへの移行はいずれ避けられない道だったともいえる。地上波での全国中継は今季、10試合を切る。
視聴率も開幕戦の浦和―横浜FCが6・0%(関東地区)だったように振るわない。問題は有料放送を見るファンがどれだけいるかということ。
スカパー契約数は約360万件だが、 Jリーグセット加入者数は6万―7万件。スカパー加入者が増加しないと、スポンサーのメリットも目減りする。
オフィシャルスポンサーのアイデムは「短期的に見れば広告効果は落ちる。契約更新に向けて、どう影響しているのかを調べたい」という。