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19日朝に、プロ野球・横浜ベイスターズの買収を交渉中と発表したディー・エヌ・エーの株価が大幅に下落した。
寄り付きから下落して始まり、一時は8.2%安の3125円をつけ、結局、終値は7.93%もの大幅な値下がりとなった。
携帯ソーシャルゲーム「モバゲー」で、極めて高い成長性と利益率、そして強固な財務基盤を有するうえ、
もともと年間200億円規模の広告宣伝費を投じるディー・エヌ・エーにとって、横浜ベイスターズ運営のコスト自体は
大きな負担にはならない。
しかしながら、スマートフォンへの対応や、グローバル市場での競争など、同社の事業環境は
まだまだ急速かつ大きな変化が予想される。当然、大きな投資を迫られる場面も出てくるはずだ。
そんな中で、かつてほどの人気もなく、効果が国内市場に限られるプロ野球に大きな投資をすることが
果たして効率的なのか。そうしたマーケットの懸念が株価に表れたと言えそうだ。
2432 ディー・エヌ・エー(東証)
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東洋経済オンライン 11/10/19 | 16:18
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