11/10/17 11:22:30.95 0
斎藤佑樹“シギー化改造計画” 2011年10月16日
【プロ野球】日本ハム・斎藤佑樹投手(23)は1年目を登板19試合で6勝6敗、防御率2・69とまずまずの
成績で終えた。そんな未完の右腕の育成モデルとしてチーム側はオリックス、マリナーズなどで活躍した
長谷川滋利氏(43)を示している。
ノルマの「7勝」には、あと一歩及ばなかった。球団は斎藤の今後の育成方針をこう語っている。山田正雄GM(67)
は「佑ちゃんにはメジャーでも活躍した長谷川のような投手になってもらいたい。道は険しいが制球の精度や打者との
駆け引きをもっともっと磨いていってほしい」。「シギー」の愛称で知られる長谷川氏はオリックス、エンゼルス、
マリナーズで日米通算102勝88敗37セーブを挙げた頭脳派右腕。
オリックス時代は先発だったが米国では主に中継ぎとして活路を開いた。打者がタイミングを取りづらいように足を
素早く上げるフォームと小気味のいい投球テンポ、ボール半個から1個分をゾーンに出し入れできる精密な制球力で
日本6年、メジャーで9年の現役生活をまっとうした。
アマチュア時代に華やかな経歴を歩んできたスター候補生の未来像としては意外だが、体格に恵まれない斎藤の生きる
道を考えると堅実な人選ともいえる。山田GMは「トレーナーには徹底的に下半身を鍛えてくれるよう言ってある」。
まだプロとしては足りない体力面の弱さを指摘した。
その上で生命線である制球力について「今の制球はまだ小手先レベル。土台をしっかり作って安定させれば普通に
投げて自然と低めにボールが集まるようになる」。 ファンには物足りなくも映る1年目を山田GMは「十分でしょう、
上出来」と評価し、次のように続けた。
「体力面やフォームなど、今出てきている課題は当初から分かっていたことばかり。脇腹痛での離脱を除けば想定外の
ことは一つもない。その課題をこれから少しずつクリアしていって3年目に2桁勝てる投手になってくれたらいい」
斎藤の“シギー化改造計画”は着々と前進している。
東スポWEB URLリンク(www.tokyo-sports.co.jp)