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日本ハムが来季監督に元ヤクルト外野手の栗山英樹氏(50)=現野球評論家=を
招へいすることが16日、分かった。
チームは今季パ・リーグ2位でクライマックスシリーズ(CS)進出を決めている中、
2008年から4シーズン指揮を執る梨田昌孝監督(58)の今季限りでの退任がすでに決定。
後任として指導者の経験はないものの、卓越した野球理論と高い知名度を誇る栗山氏に
白羽の矢を立てた。
東京学芸大から1984年にドラフト外でヤクルトに入団した栗山氏は、俊足巧打の外野手と
して活躍。89年にはゴールデングラブ賞も獲得した。
しかし、90年に体調不良を理由に29歳の若さで現役を引退。
プロでの指導経験こそないが、現在、白鴎大経営学部の教授として教壇に立つなど理論派
として知られ、卓越した野球理論は多方面から評価されている。
また、スポーツ番組のキャスターとしての知名度の高さとさわやかなイメージは、食品会社
が親会社の球団が求める監督像と合致した。
すでに大社啓二オーナー(55)が栗山氏に来季の監督就任を非公式に打診しており、
金銭面を含めた条件面でも合意したもよう。シーズン終了を待って正式要請し、栗山新監督誕生
となる。
梨田監督退任とともに、チームも転換期を迎えている。
今季18勝をあげたエースのダルビッシュが今オフ、ポスティングシステム(入札制度)で
米大リーグに挑戦する可能性が高い。稲葉が39歳、金子誠が35歳と主力が年齢を重ねる一方で、
中田や陽岱鋼(ヨウ・ダイカン)といった若手野手が今季レギュラーに定着。
ドラフト1位の黄金ルーキー、斎藤(早大)も6勝をあげ、来季の飛躍が期待される。
チームの若返りは着々と進んでいる。
球団は2004年の北海道移転後、スカウティングと育成で毎年のようにAクラス入りするなど、
チーム強化に成功した。
北海道移転9年目の来季、東京学芸大出身の栗山氏が新監督に就任すれば、球界史上初の
国立大出身の監督誕生となる。来季、栗山新政権の下、新生日本ハムが始動する。
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