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1990年代のヒップホップブームをけん引し、25歳の若さでラッパー同士による東西抗争に巻き込まれて
銃殺された2パック。死後5年を経て、セックスビデオが流出する災難に見舞われている。
流出したセックスビデオは、2パックがデビューした1991年に撮影されたもので、カクテルを手にした2パックの
下半身に女性が顔を埋めている様子がはっきりと映っている。5分間の映像には、2パックがソロデビューする前に
所属していたデジタル・アンダーグラウンドのメンバー、マネーBも登場し、複数の人間がいるリビングルームで、
2パックが女性と性行為に及んでいるのがわかる。
なぜ今になって流出したのかは不明だが、米TMZによると、ビデオには100万ドル(約7700万円)の値打ちがあるという。
男性のセックスビデオとしては異例の高値だが、これはセックスビデオの価値というより、BGMとしてかかっている
2パックの未発表曲につけられた値段。権利の所在は不明だが、実際に権利を買いたいという人物も現れた。
飲料メーカーの社長がオフィシャルソングとして使いたいのだという。
もしセックスビデオがフルバージョンなら、150万ドル(約1億1550万円)以上でも入札合戦になると関係者は語っている。
たしかに、2パックはドクター・ドレーが1996年プロデュースした「カリフォルニア・ラヴ」など、多くのヒット曲を
発表し、未だに伝説的な存在。しかし、死んだ後にセックスビデオが流出するなんて、天国の2パックも頭を抱えて
いるに違いない。