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鹿児島県内の経営者などでつくる社団法人「鹿児島にJリーグチームを創(つく)ろう会」(坂元明憲会長)は、
Jリーグ入りを目指して今は別々に活動している県内のサッカーチーム「ヴォルカ鹿児島」と
「FC鹿児島」に統合を呼び掛け、関係者と調整を始める方針を決めた。
合体によるチーム力の強化はもちろん、支援の一本化が悲願実現への近道と判断した。
両チームはJ1、J2、JFLに次ぐ4部に当たる九州リーグ所属で、ともに鹿児島市を本拠地としている。
今年の九州リーグの結果はFC鹿児島2位、ヴォルカ鹿児島3位だった。
創ろう会は2012年度の統合、14年度のJFL昇格、15年度のJ2昇格を目標としている。
坂元会長は、統合について「関係者が一体になって応援できる環境が必要。
2チームが並立している現状では、本拠地とするスタジアムやスポンサー確保の問題でも
県サッカー協会や自治体、支援企業に混乱を招く恐れがある」と話している。
Jリーグ準加盟にはチームの法人化や自治体の支援表明、基準を満たすホームスタジアムの確保などが必要。
しかし、ヴォルカ鹿児島が本拠地に想定する県立鴨池陸上競技場(同市)は改修見込みが立たず、
ヴォルカは年内の準加盟申請を断念した。FC鹿児島はJFL昇格後に準加盟を申請する方針という。
創ろう会の呼び掛けについて、ヴォルカ鹿児島の運営会社の上山寛社長(49)は
「スポンサーからもチームが一つなら応援しやすいという声がある。協議には応じたい」と話す。
FC鹿児島は「現時点ではコメントできない」としている。
=2011/10/13付 西日本新聞朝刊=
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