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満員率も40.1%(29位)と、その不人気ぶりは突出している。
一方のマリナーズも一試合平均観客数が2万5746人(19位)、満員率も53.9%(21位)と、
お世辞にも人気球団とは言い難い(出典:Baseball Info Solutions)。
ちなみに昨年まで松井秀喜の所属していたエンゼルスは、試合平均4万133人(5位)、
ヤンキースに至っては4万6491人(1位)と、その差を見れば見るほど悲しくなる。
このアスレチックスの数字を日本プロ野球と比較してみよう。1試合あたりの平均観客
数1万7800人という数字、日本ではヤクルトスワローズの公表値が1万8513人で、
12球団中10位。満員率40%台となると、12球団中最下位の横浜ベイスターズでさえ
47.1%なので、それ以下の環境でプレーしていることとなる。
話をオークランドに戻そう。当日券でも十分に入れることを知っていたわれわれは、
まずはチケットボックスへ。せっかくの機会なのでイチローをできるだけ近くで見られれば
と思い、1塁側ファールゾーン(ライトフィールド近く)の空いているところ、できれば
フィールドに近い位置をお願いすると「待ってました」とばかりにチケットブースの
お兄さんが微笑み「It's most nearest seat ICHIRO!」と。そして手渡されたのは、
なんとフィールドから2列目のチケットだった。やはり球場はガラガラの様子だ。
スタジアムに足を踏み入れ、あらためて席に座って見回してみても観客席は空席ばかり
が目立つ。NFLのオークランド・レイダースと共用スタジアムということもあり、
アメフト開催時には使用されるという3階席、4階席には、目隠し用の化粧シートが張られ、
少しでも空席感を目立たせない努力がされているのだが、これもまた逆効果で
残念なまでに寒々しかった。試合内容としては、今年の新人王候補のピネイダ(マリナーズ)が
先発し、松井もイチローもそれぞれヒットを放つなど、それなりの内容のゲームではあった。
(>>3に続く)