11/10/06 18:03:43.40 0
(>>1の続き)
不況で番組制作費が削られているという事情もある。
「自局制作ドラマは再放送でも二次使用料などが発生し、意外にコストがかかる。
韓国ドラマは再放送より安くて高い視聴率が見込める」と松崎副部長は明かす。
TBSも昨年から平日午前に関東ローカルで「韓流セレクト」という枠を設置した。
だが、日本人好みの作品は限られており、品薄感で買い付け額が上昇しているとの指摘もある。
次のグンソクさんの出演作をめぐり、日本の放送局の間で争奪戦が繰り広げられているという。
TBSの担当者は「中身も分からないまま青田買いせざるを得ない状況。実力以上の値がつくケース
も多い」とぼやく。
韓国ドラマに距離を置く在京キー局もある。
日本テレビやテレビ朝日には今、韓国ドラマのレギュラー放送枠が地上波にはない。
「海外ドラマに1枠与えるくらいなら、自局の制作者がドラマを作る機会を増やしたい」(日テレ)というのが理由だ。
質を確保するために、企画段階から日本側の意向を反映させる動きも出てきた。
TBSやポニーキャニオンなどが6月、韓国の芸能事務所などと創設したドラマ専門ファンドがそれだ。
参加する映像制作会社「アジア・コンテンツ・センター」(東京)の井上隆史専務は
「日韓共同制作にも取り組みたい。韓国の成功に学びながら、日本のドラマ制作者のモチベーションを
高めることにもつなげたい」と話している。