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>>28 続き
高校女子サッカーの唯一ともいえる全国大会は、毎年7月下旬に静岡県磐田市内で集中開催されてきた高校選手権だけだった。
ただ、この時期は総体と重なるため、これまで総体に女子チームが参加することはできなかった。
しかし、女子サッカーのインターハイ新設により夏場の全国大会が実現することになった。
さらに、高校選手権を男子同様冬場に移行する計画が進行している。
「夏の総体、冬の選手権」。部活に励む生徒の大きなモチベーションにつながる。
中学生までは男女混合も試合出場が可能だったが、高校では認められていない。
高校でサッカーを続けたい女子選手を強力に後押しする改革といえる。
高校でサッカーを続ける環境が整えば、自然と中学生世代にも波及する。
一部の強豪校や、日テレ・ベレーザなどのクラブチーム以外の進路が、選手たちに広がることになる。
ある有力高校の指導者は「高校世代の普及はそのまま大学の普及にもつながる」と話す。
現在、東京にはおよそ40の高校で女子サッカー部が活動している。
300校にのぼる男子の1割が目標だったが、すでにクリア。
強豪校への受験の問い合わせも増加傾向にあるという。
今の中高生は来年のロンドン五輪以降の代表選手に育つ可能性を秘めている。
「高校サッカー」出身のなでしこ選手の誕生はもうすぐだ。