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『 武田修宏の直言 「J冬の時代」対策が必要 』
日本サッカー界が活気づいている。なでしこジャパンの大躍進、ブラジルW杯アジア予選を戦う日本代表、
ロンドン五輪アジア予選に臨んでいるU?22日本代表が注目を集め、メディアを通じた露出も多い。
サッカー界に関わる者として喜ばしい限りだが、一方で不安視するのがJリーグの現状だ。
Jリーグ各クラブの関係者と会うたびに「金がない」「景気が悪い」「来季どうしよう」という声が聞かれる。
観客動員が大幅に減り、スポンサー獲得も容易ではない。景気のよい各代表チームとは比較にならないほど、
状況は切羽詰まっており、早くも来季に向けて大リストラを予告するクラブもあると聞く。 毎年のように
大量の選手が解雇される中、今オフはこれまで以上に厳しい現実が突きつけられるに違いない。
プロの宿命とはいえ、クビになった選手は行き場がなく、生活に困っている選手も多い。華やかな世界の
裏側で、日本サッカー協会やJリーグはどこまでサポートできているのか。
日本代表が注目されるのも、Jリーグの戦いがあってこそのもの。解雇された選手の受け皿となる機関の
設立をはじめ、スポンサーの規制緩和などにも取り組むべき。もちろんJリーグ自体の根本的な改革が
必要なのではないか。今、手をつけないと本当に崩壊しかねない…と危惧している。
東京スポーツ 2011年09月28日
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