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《「若い頃、漫才大会に行くと、興行師は間違いなくヤクザなんだよね(中略)所属事務所はそういう
ことを承知で仕事させるし、断れない」》
タレントたちは、知らない間に紳助と同じように暴力団とズブズブの関係になる。これが芸能界の実態だろう。
しかし、暴力団排除条例の施行で、今後は契約書に「暴力団排除条項」をいれることにより、
仕事も交際も断ることができる。
たけしも《「その条例は、本当に嬉しくてしょうがねえよ。芸人にとって本当に助かる」》と歓迎している。
テレビ各局では最近、暴力団との関係が噂される芸能プロとの距離を微妙に置きつつある。
「とくに吉本興業のように大手がコンプライアンスを強化しています。テレビ局は暴力団と関係の
あるプロダクションのタレントを使わない方針です。今後はタレントだけではなく、プロダクション
の身体検査がますます厳しくなる」と話すのは民放プロデューサー。
かつて高視聴率を誇ったイベントが、数年前から敬遠されている。この人気イベントの裏には、
暴力団関係者の影がちらつくために、中継を打ち切ったという話がマスコミを騒がせた。
「条例が施行されると、テレビ局は契約時に、プロダクションが暴力団関係者ではないことを確認しなけれ
ばならない。相手が暴力団と判明した場合、催告なく契約を解除できる旨の『暴力団排除条項』の導入と
『反社会的勢力ではないこと等に関する表明・確約書』の作成がポイントとなります」
こう話すのは元警視庁広域暴力団対策官・竹の塚警察署長で、ASF(反体制勢力)対策アドバイザー
の狩集紘一氏。
河野調教師にしても、紳助さんにしても、暴力団関係者との“貸し借り”や“依頼”などで、切ってもき
れない関係を築いてしまったことで、墓穴を掘った。
たけしは、最後までモノを頼むことを拒んだため、一線を踏み外さなかった。
元マル暴刑事の狩集氏は声を大にする。
「条例の施行を機会に、芸能界全体で“暴力団との関係を遮断する”ことが、芸能プロダクションと
タレントを守り、芸能界の浄化と今後の発展につながるのです」
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