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流動的なサッカーとは何か
livedoor 2011年9月27日(火)9時0分配信
マレーシアにホームで2-0。五輪チームの初戦の戦いは、褒められるべきものだろうか。
僕は前回のメルマガで、A代表でレギュラーに近い選手(清武)は、五輪代表に選ぶ
べきではないと書いた。五輪予選はあくまで育成の場。絶対に負けら得ない戦いでは
ない。事実上「卒業」した選手を呼び戻すのはナンセンス。新たな選手に出場のチャンス
を与えた方が、五輪の男子サッカーの趣旨には相応しいと。
さすがに香川、宮市が招集されることはなかったが、清武は当然のように選ばれた。
サッカー産業的な視点に立てば当然の帰結ながら、清武を使えば、育成の場としてなら
できる言い訳が、できにくくなることは確かだ。
スポーツニュース、スポーツ新聞ともに、試合結果を受けて、勝因と清武の活躍を重ねる
ように報じた。概ねストーリーはこうだった。「清武の活躍で日本は勝利を収めた」。僕的には、
現状をなぞっただけの、いわば後ろ向きの報道に思えて仕方なかった。
A代表のレギュラークラスの選手が、マレーシアの22歳以下チームとの試合で、それなりの
プレイを見せるのは当たり前なわけで、その点に報道が集中するということは、日本サッカー
界的には収穫の少なかった一戦だと言える。スター選手が格下相手に活躍することが、
そんなに喜ばしいことかと嘆きたくなるが、それこそが日本のスポーツ報道の現実だ。
>>2につづきます。
▽livedoor
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