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日本人の間ではあまり関心が高まっていないが、ラグビーの第7回ワールドカップが始まっている。
それまでは孤高のアマチュアリズムを貫いてきた15人制ラグビーだが、
今から24年前の87年にワールドカップが始まり、16年前の第3回大会からプロ選手が容認されると
一気に商業化が進み、W杯は今やオリンピック、サッカーW杯に次ぐ世界的なスポーツイベントに成長した。
日本でラグビーW杯が注目されない原因は、実はW杯そのものにある。
80年代から90年代初めにかけて、日本の国内ラグビー人気はサッカーなど言うに及ばず、
野球や相撲に匹敵するほど高かった。
早慶明と関西の同志社を軸にした大学ラグビーと、80年代は「北の鉄人」新日鉄釜石が、
90年代は神戸製鋼が引っ張った社会人ラグビーの好カードで、最大収容人数5万人の
国立競技場は満杯になった。
ところが、95年の第3回大会で日本代表がニュージーランド代表オールブラックスに大会
史上最多失点となる145-17というスコアで大敗すると、坂を転がり落ちるようにラグビー人気は
下火になり、当たり前のように地上波で放送されていた国内の好試合も、CS放送と契約しないと
見られなくなった。
人気回復の切り札として03年に社会人ラグビー大会を改変したトップリーグをスタートしたが、
日本国内でラグビーは未だにメジャースポーツの座を取り戻せていない。
日本ラグビーを奈落の底に叩き込んだオールブラックスと日本代表が先日、予選プールで16年ぶり
に対戦した。結果は既に報じられている通り、83-7でやはり大敗。
しかも、なぜか日本代表はほぼ2軍といっていいメンバー編成でこの大一番に臨んだ。
NZのヘンリー監督はスタメン発表後に主将マコウ、SOカーターら主力3人を引っ込めた。
共に地震被害に見舞われた国同士。互い全力を出すことが礼儀であり、日本の非礼に怒った上での決断だろう。
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