11/09/21 23:12:43.23 0
しかし、松井に近い関係者はこう首を傾げる。
「監督がどうのというのは、松井が一番嫌いな話です。巨人を出るときも、将来の監督
という約束手形が切られましたが、その話が出た時点で松井は巨人退団を決意しました。
『監督がやりたくて現役を続けているのではない』というのが、彼のポリシーです」
かといって、阪神サイドの誠意までは否定しないだろう。外部補強の際に指揮官の話
まで出そうとしているのは、将来の監督候補として獲得した金本知憲の“黒い疑惑”が
深く関係している。
「金銭トラブルで金本の兼任監督の道は完全に消滅しました。トレードは捕り手がなく、
本人は借金で現役を辞められない。むしろ、金本をどのように世間から冷たいと言われ
ないように出すか、辞めさせるかで、フロント陣は頭を痛めています」(前出・球団関係者)
真相が明らかにされるのはこれからだが、阪神が今オフに片づけなければならない
難題は、この一件だけではない。
「新井、藤川は残留の方向性こそ見えてきましたが、鳥谷とは慎重に話を進めなければ
なりません」(トラ番記者)
鳥谷敬は'04年度ドラフト会議において『自由枠』で獲得した“幹部候補生”でもある。
しかし、パ・リーグ在京球団はにわかにラブコールを送り始めた。
「西武はメジャー志望の中島流出に備えなければなりませんし、千葉ロッテも本気ですよ」(ベテラン記者)
西岡剛のメジャー流出後、千葉ロッテは外野手の荻野を遊撃手にコンバートさせたが、
昨年痛めた右膝を再び悪化させ長期離脱。今は早坂など中堅クラスがその穴を埋めて
いるが、不安が残る。
「鳥谷の年俸は推定2億6000万円。阪神は残留させるなら、3億円程度を視野に入れ
なければなりませんが、球団としては総年俸を減らす方向にあり、微増に留まるでしょう。
一方のロッテは選手会長だったサブローをまずは放出した。またベテランの渡辺俊介、
小野晋吾をオフにトレード放出して“鳥谷資金”を捻出しようとしています」(前出・ベテラン記者)
(>>3に続く)