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明大・野村祐輔 ~年中夢求~ (5)9・19 対法政3回戦
「年中夢求」。これは野村(商4)の座右の銘。常日ごろから自分の夢に向かって、
小さな努力をコツコツと積み上げてきた野村にぴったりの言葉だ。このWEB企画では、
明大野球部に名を残す投手の野村の成績はもちろん、試合後のコメントも含めて特集していきます。
また、試合の成績だけでなく、野村にゆかりのある人物の談話も掲載する予定です。
今日の投球内容は9回を被安打8、四死球2、奪三振10の完投勝利で通算27勝目を挙げた。
これで通算8度目の二桁奪三振となった。
奪三振の半分以上は序盤に奪った。130km台の魔球チェンジアップとコーナーに決まる直球が冴え、
5回までで8奪三振の好投。しかし、2点リードで迎えた6回、不運な当たりもあり4連打で失点を許す。
1回戦の“魔の6回”が脳裏に浮かんだ場面だったが、続く打者を併殺で抑え意地を見せた。
疲労しながらも完投した野村 1点リードの9回は疲労が見えつつも、最後の打者を抑え見事の完投勝利。
本調子でなくても、勝ち越しを許さない、まさにエースの投球で、明治に二つ目の勝ち点をもたらした。
☆野村通算奪三振数歴代9位、平成以降通算勝利歴代6位タイに☆
本日の試合で、通算奪三振数を329とし、斎藤佑樹選手(北海道日本ハムファイターズ)を抜き、
歴代9位となった。また、次の試合で6奪三振を取れば、故・秋山登氏(昭31年卒)、
多田野数人選手(北海道日本ハムファイターズ)の記録を抜き、歴代7位となる。
また、勝利数も27に伸ばし、平成以降歴代6位の和田毅選手(福岡ソフトバンクホークス)に並んだ。
[木村揚輔]
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