11/09/13 18:50:11.90 0
◇ナビスコ杯、世界と肩並べるカップ戦へ
来年２０回目をむかえるヤマザキナビスコ・カップ。
ＴＶ放映を２００２年大会から始めたフジテレビは、毎年地上波での決勝戦生中継を貫いてきた。
「もちろん日本代表戦も大切ですが、その国のリーグこそが基礎になる。その思いで放映を始めました。
選手入場の際に使う大会専用のアンセム（応援歌）を導入したり、
ロッカールームのシャンパンファイトや表彰式にもリーグ史上初めてカメラを入れて放送しました」
と話すのは当時プロデューサーを務めた現ＦＣＣメディア事業部部長の村社淳（むらこそ・きよし）氏である。
歴史を重ねるにつれ、ナビスコ杯の優勝クラブと海外のカップ戦優勝クラブの「世界Ｎｏ．１カップ戦」という構想も広がる。
今や各国の強豪代表チームに、来日してもらうのはとても厳しい時代になった。しかし、クラブチームなら採算さえとれれば可能だ。
バルセロナやマンチェスターユナイテッド、レアル・マドリードと、ナビスコ杯優勝クラブが日本で戦う。
トップクラブは代表チーム以上の実力で人々を魅了する。ナビスコ杯も２０回大会を機に世界にアピールしていくべきだ。
このソフト価値をあげるのは当然の流れだ。
現在ナビスコ杯優勝クラブは南米のＣｏｐａ Ｓｕｄａｍｅｒｉｃａｎａ（コパ・スダメリカーナ ）優勝クラブと
８月にスルガバンク杯で激突している。この大会をグレードアップすることで、ナビスコ杯が世界と肩を並べるカップ戦となることは決して夢ではない。
あとはスーパースターの誕生だ。「Ｊリーグにもゴルフの石川遼君やフィギュアスケートの浅田真央ちゃんような若手選手がいれば…」
と村社氏はいう。そうなればゴールデンタイムでのナビスコ杯決勝戦生中継もきっと実現するだろう。
世界進出と新たなスターの誕生は果たしてどちらが先だろうか。（久保武司）
産経新聞
URLﾘﾝｸ(headlines.yahoo.co.jp)