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日本ハムの斎藤は楽天・田中とのプロ初の投げ合いで、プロ初完投を
マークしながらも4失点で4敗目を喫し「これが4年間での差かなと
素直に思う」と正面から受け止め「ファンの方が楽しみにしてくださる
勝負をずっと続けるためには、自分の実力アップが必要」と話した。
開幕前には周囲から田中との投げ合いを期待されていることに「早くやって
楽になりたい」と本音を明かしていたが、ようやく実現した“対決”で、6回以外は
1失点とほぼ互角に渡り合った。ただ、6回2死二塁でガルシアに外角低めへ
3球続けたフォークボールを痛打された。配球を読まれたような一打に
「あの1球は悔しい1球」と斎藤。
悔しさがあってこそ、成長もある。「野球での差を埋めるために努力していく
価値を見いだすことができた」と語る斎藤は、因縁のライバルとの投げ合いで
プロ初完投。前日話していた「誇りを持って投げたい」という言葉通りの投球は
見せることが出来た。
▽日本ハム・吉井投手コーチ
(完投の斎藤に)「スタミナ的にいけるのは知っていた。ブルペンがへばってきている中、佑ちゃんがよく頑張ってくれた」
▽鶴岡
(斎藤に)「全体的に良くなっている。(3失点の六回は)僕が変化球を続けすぎました」
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