11/09/08 12:13:12.07 0
過激な内容から賛否両論を巻き起こし、日本公開が危ぶまれていた映画『アジアの純真』の日本公開が決定。
完成披露試写会が7日、なかのZERO視聴覚ホールで開催され、主演の韓英恵、片嶋一貴監督、らが出席した。
本作は、チマチョゴリを着た双子の姉をチンピラに殺されてしまった孤独で勝ち気な在日朝鮮人の少女と、
その姉に助けられたことがあるにも関わらず、殺害現場で見て見ぬふりをしてしまった気弱な日本人男子高校生
の2人が、旧日本軍の製造したマスタードガスを盗み出して無差別テロを繰り返す復讐劇。
その過激な内容から都内の映画館や、地方映画祭などが上映を拒否。今年の2月に開催された第40回ロッテルダム
国際映画祭で上映されるや、賛否両論を巻き起こしたこともネットを中心に大きな話題となった。
主演を務める韓は、韓国人を父に、そして日本人を母に持つこともあって、幼少期にはつらい思いをすることも
多かったようで、「相手にはそんなに深い意味はなかったとは思うんですけど、グサッとくることもありました」
と振り返る。そして、「(日朝首脳会談があった)2002年、小学6年生だったときも、『拉致られろ』と言われたり、
キム・ジョンイルというあだ名を付けられたりして。わたしはその子たちに悪いことをしていないのに、何で
いけないんだろうと思ったこともありました」と述懐。
さらに「差別されたからといって、日本人が嫌いだとは思わない。日本人の中には、在日が嫌いという人もいますけども、
文化やスポーツを通じて人と人とを結びつけることだってできますし、それがわたしの仕事だと思います」と
これからの決意を語った。
韓英恵
URLリンク(s.cinematoday.jp)
URLリンク(www.cinematoday.jp)