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楽天・山崎屈辱の〝他球団ではありえない〟事件 2011年09月07日
【プロ野球】楽天が4日のロッテ戦(QVC)に6—3で快勝。同一カード3連勝を飾った。
ここ最近は投手陣の力投もさることながら犠打、犠飛で着実に点を奪うなど好機を逃さない攻撃陣の奮闘が
目立っている。山崎武司内野手(42)も長いトンネルを抜けつつある。このカードの初戦こそ無安打だった
ものの2、3戦で合計8打数6安打と打棒を爆発させ、調子が右上がりになってきた。試合後、山崎武は
「昨日今日で打率を1割3分上げたからね。いいきっかけになればな。4番だけにホームランという期待には
応えられていないけど」と、まだ納得がいかない様子だった。
復活に燃える主砲——山崎武には人知れず味わされていた屈辱への反骨心がある。それは8月27、28日の
ソフトバンク戦でのこと。打撃不振に悩んでいた主砲は全体練習前、2日連続で早出特打ちを敢行した。
「シーズン中、1か月半くらい好調なときが必ずあるんだけど、それが今年はまだ(その波が)来ていない」
という理由ももちろんだが、それだけではない。星野監督の性格を中日時代から熟知しているだけに“いつ
クビを切られてもおかしくない”という危機感も、ひそかに抱いていた。
しかし、そんな悲壮なムードが漂う大ベテランの特打に付き添うコーチ陣はなんと皆無。完全に放置されるという、
本来ならばありえない状況にチーム内からブーイングが上がっていたのだ。
この件について山崎武は多くを語らなかったとはいえ、ある選手は「チームのスタッフには『さびしいな』って
つぶやいていたようです」と代弁。ナインや関係者からも「こういうときに(主砲のそばに)いるのがコーチでは…。
他球団ではありえないよ」「阪神でいうなら、金本さんの特打をほったらかしにしているようなもの」などと
いった指摘が次々に噴出。
それだけにチーム内では「あの一件で武司さんのハングリー精神に火がついた。シーズン終盤で絶対に爆発すると
思う」と期待されていたのだ。「不惑の大砲」が、今後Kスタ宮城の観衆を沸かせるのは近い。
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